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家に帰ったら、あいつが元の大きさに戻っていた。
何故か、僕の下着を手にしたまま寝ていた。
泣いてたらしく、頬には涙の後が残っていた。
どうやら、僕はこいつに寂しい思いをさせていたみたいだ。
…そういえば、最近遊んでやってなかったな…
起きたら、久しぶりに遊んでやるか。
久しぶりにカレーでも作ってやろう。
風呂も…久しぶりに湯船も溜めてやろう。
今日は寒いからな…一緒に寝てやるか。
それにしても、恥ずかしい思いをしてまで買った女性用下着はどうすれば良いんだ…
あ…起きた。…この続きは、夜にでも書こうと思う。
「やぎゅーっ!」
「…鼻水はティッシュで拭けよ」
「ぶちゅるるーっ」
「………。で、なんで僕の下着なんか持ってる?」
「やぎゅの、においいっぱいちゅる…ぐちゅん」
「………」
「ぐちゅっ、やぎゅが…いじわりゅっ!」
「あーはいはい。泣くな泣くな」
書いてる本人も忘れてしまう設定。(はりゅか限定)
その一。八雲は日記をつけている。
その二。冷凍食品など不健康生活。
その三。テレビ、新聞がない。
空麗爛さん!だ、大丈夫ですか!?
もう文庫八雲四巻にはりゅかを付属して送りたい気分です。
あ、にゃくものお世話は任せて下さい!
頭痛と吐き気…無理はなさらないで下さいね!(涙)
三原ジュンが明日…出て行ってしまいます…二週目だから…帰ってきませんorz
時々、セーブしないでHOMEから消しちゃったので…随分とずれました。
とらじまさん宅のリッキーは、旅立ってしまったそうな…
*御返事
>光と影さんへ
連日のようにコメントありがとうございます!励みになっています。
光と影さんが「ゴハァ」という声を上げてしまう程、八雲に崩壊してもらいました^^
八雲は時々、子供みたいなことで泣いちゃうと良いのです。
晴香ちゃんにだけ、甘えん坊になっちゃったりすると良いのです。
もの凄く原作離れしていますけどね(苦笑)
先生志望の晴香たんのことなので、そういうお世話は得意ではないかと…
頭なでなでしながら、可愛い…とか思っちゃってるかもですね!
きゅんとしてしまいましたか!私にとって、一番嬉しいお言葉です!
>シマちゃんさんへ
お久しぶりです〜。実はこっそりバトンを回してたr…ごふごふ。
そうなのです!この八雲…チョコで泣くんです!
楽しみで食べられず、結局後藤さんに食べられ…
悔しくて切れて、晴香に慰めてもらっちゃったりします!
他サイト様では見れない八雲が、当ブログには沢山いたりなんかします^^
文庫八雲、無事に発売日にげっちゅ出来ました!
シマちゃんさんのブログを見てみたら、どうやら無事にゲット出来たみたいですね。
十問十答の後半の質問、絶対に角川出版樣方…狙っていますよ!もしくは神永先生!
もういっそ、全部晴香に関する質問だったら良いのに…おっと失礼しました。
て、店員さんは悪くないですよ!(汗
コメントありがとうございました!
さて、ちょいとぐだって来ました。
まだちょっと話が続くかと…
ちっこなってん八雲
「無理よ!私にそんな…そんな酷いことをやれというの!?」
「頼む…」
「そんなの…いくら八雲君のお願いでも無理っ…」
「お願いだ…僕を」
八雲の言葉に、晴香は耳を塞いだ。
「僕を…ひっぱたいてくれ」
小さな体で、一生懸命に頭を下げる八雲。
晴香はそんな八雲を、随分と上から見下ろしていた。
小さな八雲のお願い事とは“僕をひっぱたいてくれ”…
いくら八雲の頼みだからって、聞いてはいけないものもある。
「頼む…一度だけで良いから…」
…けれども、ここまで頭を下げられては仕方ない。
それに、こんな小さな子に頭を下げさせるのも何だ。
「…じゃ、一度だけなら…」
これで、八雲が夢ではないことを信じてくれるなら…
しゃがみ込んで、八雲と目線を合わせる。
黒と赤の瞳が、その年にしては珍しく真面目に見えた。
「いくよ…」
「あぁ…」
「えいっ!」
ベシッ───
宙に浮いた八雲の体は、勢いを止めずに壁まで飛んでいった…
「…もう少し、手加減してくれたって良いだろ…」
「ご、ごめん…」
寝袋の上に座り、赤く腫れ上がった頬をさする八雲。
ぎろりと睨みつけられ、逃げるようにそそくさ冷蔵庫に向かった。
「…あの叩きは、確実に恨みを込めた叩きだったな」
冷や汗が垂れる中、ペットボトルの水を出し、ハンカチを濡らした。
「…そっ、そんなことないよ〜」
「どうだか」
腫れ上がったの八雲の頬にハンカチを当てると、しかめ面に変わる。
痛みを堪えているのか、子供扱いされたことにか、晴香には分からない。
「いたい…」
「ひっぱたけって言ったのはそっちなんだから…少しは我慢しなさい」
「………」
晴香の言葉に、むすっと口を結う。
その姿は構ってもらえず、拗ねた子供みたいに見えた。
「…かわいい」
「何か言ったか?」
「いいえ、何も」
つい漏れた本音に苦笑を浮かべる。
「…一人で出来る」
だが、何かを感じ取った八雲は、晴香からハンカチを奪った。
両手でハンカチを握り締め、ぶっきらぼうにぐいぐいとあてる。
「………」
子供好き…というのも影響しているのだろう。
…いや、それよりもダボダボの袖に胸を締め付けられた。
長すぎるシャツの袖を、鬱陶しそうに捲ろうとする。
けれども、小さな手ですることは出来ず…
諦めたように溜め息を吐いた。
八雲には悪いが、この光景はものすごく和む。
顔のにやけを堪え、晴香は八雲の頭に手を乗せた。
「?」
「痛いの痛いの、飛んでけーっ!」
「こ、子供扱いするな!」
怒って飛びかかってくるも、八雲が届くのは座っている晴香の胸元あたり。
膝に片手をつき、ポンポンと胸を叩いてくる。
正直に言おう。
痛くも痒くもない。
言うならば…心がきゅんとした。
「こら。人のことを叩いちゃ、めっ!でしょ?」
「君は何がしたい!」
「八雲君をぎゅーってしたい」
「断る!」
断られたが、晴香は気にせずにぎゅーっとした。
真っ赤になった八雲を見て、次は高い高いをしようと脇に手を入れる。
「下ろせ」だとか「やめろ」という言葉を無視し、晴香は高い高いをした。
「たかいたかーい」
「やっ、やめっ…」
そのときだ。
八雲の履いている緩みきったズボンが、落ちるように床に着地。
それを自然に目で追う途中に…
その大変さに気が付いた。
「あ…」
掲げた八雲は、現在だぼだぼになったシャツだけ…
ズボンは、重力に任せて床に落ちている。
ついでに言うと…下着も。
床の上のズボンから、恐る恐る視線を上げた。
「きっ…きゃーっ!!」
「う、うるさい!」
つい手を離ししまい、ころんと床に転がる八雲。
シャツが長いおかげで、見えはしなかったが、晴香の顔は真っ赤。
ついでに言うと、八雲の顔も真っ赤であった。
「か、かかか勝手に脱がして、悲鳴なんかあげるな!」
慌てて寝袋に潜り、顔だけひょこりと覗かせる。
「ぬぬぬ脱がせた覚えはないわよ、ばか!」
「ばかはお前だ!」
「ばかじゃないわよ!」
真っ赤な二人による、口論はまだまだ続く…
一旦落ち着いた…いや、怒鳴り疲れた二人は、肩で息をしていた。
八雲は寝袋に潜り、晴香はその横に座り…
残された八雲のズボンは、晴香の目の前に。
「なんで…こんなことになったんだろ…」
ポツリと呟き、大きな溜め息を吐いた。
「それよりも…何か穿くものは無いか?」
「って言われても…」
辺りを見渡してみても、そこはいつもの映画研究同好会。
…私よりも、八雲の方が詳しいだろう。
「タオルでも巻く?」
「…風呂上がりのおっさんみたいで…嫌だ」
「なら…裸にワイシャツとか?」
「嫌に決まってるだろ」
君なら別だが…
「何か言った?」
「君は馬鹿かって言ったんだ」
「…かわいくない子」
「うるさいな」
「…じゃ、急いで子供服…買ってきてあげようか?」
「嫌だ!」
小さいながらも、八雲の怒鳴りはまったく変わらなかった。
少し声が高くて、少し舌足らずなのを抜いて。
「…じゃ、とりあえず私の家に行こう?」
目線を合わせるために、しゃがみ込む。
それにむっとした表情を浮かべたと思いきや、ズボンを穿かずに立ち上がる。
「僕は元に戻るまで、ずっとここにいる」
八雲の鼻で笑う攻撃は、大きくても小さくても、いらっときた。
それから八雲は、いつもの席に登ろうと椅子に手をかける。
「………」
だが、幼い八雲には手をかけるのが精一杯。
どうにかしてよじ登ろうとしているも、ズルズルと落ちていく。
なんだろう…この胸のトキメキは。
「…よし、もう一回…」
今度はぴょんとジャンプして、上半身を乗せることができた。
パイプを掴み、落ちないようにしてはいるが…
「だ、大丈夫?手伝おうか?」
「子供扱いするな!」
そのときだ。
八雲の体重にバランスを崩した椅子が、斜めに傾いた。
「あ…」
慌てて助けようとしたときにはもう遅く…
軽々しく床に投げつけられる八雲。
そんな八雲の上に、椅子が倒れ込んできた。
「だ、大丈夫?」
急いで八雲に駆けより、椅子を退けてやる。
下敷きになった八雲は、うつ伏せ状態で小刻みに震えていた。
「どこか痛いところない?」
無いわけがない。
床に叩きつけられ、上から椅子が倒れてきたのだから。
脇の下に手を入れ立たせ、顔を覗き込もうとしたとき。
「うっ…うぅ…」
唸りながら、ぎゅっと抱きしめられた。
「八雲君…」
ボロボロとこぼれ落ちる涙に、晴香は背中を撫でる。
「いた…っい」
「よしよし、大丈夫だよ」
そこにいるはずの22歳は、本物の3歳児のようだった。
END。
八雲崩壊ー!
「頼む…」
「そんなの…いくら八雲君のお願いでも無理っ…」
「お願いだ…僕を」
八雲の言葉に、晴香は耳を塞いだ。
「僕を…ひっぱたいてくれ」
小さな体で、一生懸命に頭を下げる八雲。
晴香はそんな八雲を、随分と上から見下ろしていた。
小さな八雲のお願い事とは“僕をひっぱたいてくれ”…
いくら八雲の頼みだからって、聞いてはいけないものもある。
「頼む…一度だけで良いから…」
…けれども、ここまで頭を下げられては仕方ない。
それに、こんな小さな子に頭を下げさせるのも何だ。
「…じゃ、一度だけなら…」
これで、八雲が夢ではないことを信じてくれるなら…
しゃがみ込んで、八雲と目線を合わせる。
黒と赤の瞳が、その年にしては珍しく真面目に見えた。
「いくよ…」
「あぁ…」
「えいっ!」
ベシッ───
宙に浮いた八雲の体は、勢いを止めずに壁まで飛んでいった…
「…もう少し、手加減してくれたって良いだろ…」
「ご、ごめん…」
寝袋の上に座り、赤く腫れ上がった頬をさする八雲。
ぎろりと睨みつけられ、逃げるようにそそくさ冷蔵庫に向かった。
「…あの叩きは、確実に恨みを込めた叩きだったな」
冷や汗が垂れる中、ペットボトルの水を出し、ハンカチを濡らした。
「…そっ、そんなことないよ〜」
「どうだか」
腫れ上がったの八雲の頬にハンカチを当てると、しかめ面に変わる。
痛みを堪えているのか、子供扱いされたことにか、晴香には分からない。
「いたい…」
「ひっぱたけって言ったのはそっちなんだから…少しは我慢しなさい」
「………」
晴香の言葉に、むすっと口を結う。
その姿は構ってもらえず、拗ねた子供みたいに見えた。
「…かわいい」
「何か言ったか?」
「いいえ、何も」
つい漏れた本音に苦笑を浮かべる。
「…一人で出来る」
だが、何かを感じ取った八雲は、晴香からハンカチを奪った。
両手でハンカチを握り締め、ぶっきらぼうにぐいぐいとあてる。
「………」
子供好き…というのも影響しているのだろう。
…いや、それよりもダボダボの袖に胸を締め付けられた。
長すぎるシャツの袖を、鬱陶しそうに捲ろうとする。
けれども、小さな手ですることは出来ず…
諦めたように溜め息を吐いた。
八雲には悪いが、この光景はものすごく和む。
顔のにやけを堪え、晴香は八雲の頭に手を乗せた。
「?」
「痛いの痛いの、飛んでけーっ!」
「こ、子供扱いするな!」
怒って飛びかかってくるも、八雲が届くのは座っている晴香の胸元あたり。
膝に片手をつき、ポンポンと胸を叩いてくる。
正直に言おう。
痛くも痒くもない。
言うならば…心がきゅんとした。
「こら。人のことを叩いちゃ、めっ!でしょ?」
「君は何がしたい!」
「八雲君をぎゅーってしたい」
「断る!」
断られたが、晴香は気にせずにぎゅーっとした。
真っ赤になった八雲を見て、次は高い高いをしようと脇に手を入れる。
「下ろせ」だとか「やめろ」という言葉を無視し、晴香は高い高いをした。
「たかいたかーい」
「やっ、やめっ…」
そのときだ。
八雲の履いている緩みきったズボンが、落ちるように床に着地。
それを自然に目で追う途中に…
その大変さに気が付いた。
「あ…」
掲げた八雲は、現在だぼだぼになったシャツだけ…
ズボンは、重力に任せて床に落ちている。
ついでに言うと…下着も。
床の上のズボンから、恐る恐る視線を上げた。
「きっ…きゃーっ!!」
「う、うるさい!」
つい手を離ししまい、ころんと床に転がる八雲。
シャツが長いおかげで、見えはしなかったが、晴香の顔は真っ赤。
ついでに言うと、八雲の顔も真っ赤であった。
「か、かかか勝手に脱がして、悲鳴なんかあげるな!」
慌てて寝袋に潜り、顔だけひょこりと覗かせる。
「ぬぬぬ脱がせた覚えはないわよ、ばか!」
「ばかはお前だ!」
「ばかじゃないわよ!」
真っ赤な二人による、口論はまだまだ続く…
一旦落ち着いた…いや、怒鳴り疲れた二人は、肩で息をしていた。
八雲は寝袋に潜り、晴香はその横に座り…
残された八雲のズボンは、晴香の目の前に。
「なんで…こんなことになったんだろ…」
ポツリと呟き、大きな溜め息を吐いた。
「それよりも…何か穿くものは無いか?」
「って言われても…」
辺りを見渡してみても、そこはいつもの映画研究同好会。
…私よりも、八雲の方が詳しいだろう。
「タオルでも巻く?」
「…風呂上がりのおっさんみたいで…嫌だ」
「なら…裸にワイシャツとか?」
「嫌に決まってるだろ」
君なら別だが…
「何か言った?」
「君は馬鹿かって言ったんだ」
「…かわいくない子」
「うるさいな」
「…じゃ、急いで子供服…買ってきてあげようか?」
「嫌だ!」
小さいながらも、八雲の怒鳴りはまったく変わらなかった。
少し声が高くて、少し舌足らずなのを抜いて。
「…じゃ、とりあえず私の家に行こう?」
目線を合わせるために、しゃがみ込む。
それにむっとした表情を浮かべたと思いきや、ズボンを穿かずに立ち上がる。
「僕は元に戻るまで、ずっとここにいる」
八雲の鼻で笑う攻撃は、大きくても小さくても、いらっときた。
それから八雲は、いつもの席に登ろうと椅子に手をかける。
「………」
だが、幼い八雲には手をかけるのが精一杯。
どうにかしてよじ登ろうとしているも、ズルズルと落ちていく。
なんだろう…この胸のトキメキは。
「…よし、もう一回…」
今度はぴょんとジャンプして、上半身を乗せることができた。
パイプを掴み、落ちないようにしてはいるが…
「だ、大丈夫?手伝おうか?」
「子供扱いするな!」
そのときだ。
八雲の体重にバランスを崩した椅子が、斜めに傾いた。
「あ…」
慌てて助けようとしたときにはもう遅く…
軽々しく床に投げつけられる八雲。
そんな八雲の上に、椅子が倒れ込んできた。
「だ、大丈夫?」
急いで八雲に駆けより、椅子を退けてやる。
下敷きになった八雲は、うつ伏せ状態で小刻みに震えていた。
「どこか痛いところない?」
無いわけがない。
床に叩きつけられ、上から椅子が倒れてきたのだから。
脇の下に手を入れ立たせ、顔を覗き込もうとしたとき。
「うっ…うぅ…」
唸りながら、ぎゅっと抱きしめられた。
「八雲君…」
ボロボロとこぼれ落ちる涙に、晴香は背中を撫でる。
「いた…っい」
「よしよし、大丈夫だよ」
そこにいるはずの22歳は、本物の3歳児のようだった。
END。
八雲崩壊ー!
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