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いや…空麗爛さんから頂いたお風呂漫画読んでたら、お風呂話が書きたくなったんです。
あの水着…誰が作ったんだろうか…
木造アパートのお風呂って、やけに狭かったりしますよね。
あの中に八雲と晴香が一緒に入ったら……
お風呂どころじゃないや^^
八雲が隠れ家暮らしではなく、木造アパート暮らしだったら最強だと思います。
これこそ、男の家に入り込む晴香!!
お風呂付きなら、雨で濡れたーとかで、八雲の家でお風呂を…
忘れ去られたアパートパロで書きたい。
はりゅかはお風呂好きです。
雨は嫌いだったりしますが、お風呂は大好きなんです。
あ。雨は嫌いって…初めて書いた…のかな?
梅雨時にでも、雨のトラウマ話書こう!(忘れない限り
きょうのわんこって、ゲーム化してましたよね。
友達に借りてやりましたが…絵がかわいかった…
きょうのはるか
あの水着…誰が作ったんだろうか…
木造アパートのお風呂って、やけに狭かったりしますよね。
あの中に八雲と晴香が一緒に入ったら……
お風呂どころじゃないや^^
八雲が隠れ家暮らしではなく、木造アパート暮らしだったら最強だと思います。
これこそ、男の家に入り込む晴香!!
お風呂付きなら、雨で濡れたーとかで、八雲の家でお風呂を…
忘れ去られたアパートパロで書きたい。
はりゅかはお風呂好きです。
雨は嫌いだったりしますが、お風呂は大好きなんです。
あ。雨は嫌いって…初めて書いた…のかな?
梅雨時にでも、雨のトラウマ話書こう!(忘れない限り
きょうのわんこって、ゲーム化してましたよね。
友達に借りてやりましたが…絵がかわいかった…
きょうのはるか
夜の八時過ぎ。
普段なら、夕食も食べ終わり、風呂にも上がる頃なのだが…
今日は、まだ風呂には入っていない。
明日までに提出しないといけないレポート。
普段なら、こんなにもギリギリまで出来上がらないことはないのだが…
今週は、少し遊びすぎてしまったようだ。
女だとか友達とかじゃなくて…
「もきゅー…」
未確認生物と。
受験生のごとく半纏を着て、眠気防止用のブラックコーヒーを置いた机の上。
レポート用紙が数枚と、資料が数冊。
あとはシャーペンと蛍光ペンと、消しゴムとそのカス。
「ふぅ…」
一区切りが付き、大きく伸びる。
あと少しで終わる…
「…きゅ」
何かを訴えるような声に振り返れば、タオルをくわえた晴香と目が合った。
目が合ったのがそんなにも嬉しいのか、栗色の尻尾が左右に揺れる。
「どうした?」
おいで…と両手を広げると、ウリボーみたいに衝突してきた。
「きゅ……きゅ…」
ちょこんと膝に座り、タオルをくわえた口を突きつけられる。
「?」
それを受け取ると、パタパタ尻尾を揺らす。
意味が伝わったと思っているようだが、残念なことに伝わるわけがない。
「おふろ!おふろ!」
ぴょんぴょん机の周りを跳ね回り、背中に衝突。
その勢いに負け、前乗りに倒れ掛けた。
「お風呂…か」
手にしたタオルをよく見れば、それはお風呂用の…薄いタオルだった。
「おふろ!」
携帯の時間を確認してみると、いつの間にか九時を回っていた。
膝の上に帰ってきた晴香の瞳がキラキラと輝いている。
「風呂に…するか」
どうせ、レポートは後少しで終わる。
…別に、こいつと入りたかったわけじゃない。
癒されたいとか思っていない。
タオルを晴香に返し、八雲は立ち上がった。
風呂場に向かう八雲の足跡に続き、ぺたぺたと素足で駆ける音。
振り返ってみると、そこにはニコニコと笑った晴香がいた。
気にせずに風呂場に入り、湯船をさっと洗う。
その間も湯船の外から、晴香がじっと見ていた。
湯栓を閉め、お湯の蛇口をひねる。
軽く足を拭き、部屋に戻ったが…足音がひとつだけ。
不思議に思った八雲が風呂場に戻ると、湯船の中を背伸びして覗く晴香。
「湯船…溜めるから、まだ時間がかかるぞ」
晴香の頭をぽんと撫で、連れていこうとするが、ぴくりとも動かない。
「はりゅ、みりゅー」
「みりゅ…見る、か?」
「みりゅてー」
「見てる…だろ」
言葉はしっかりしないが、どうやらここにいたいことは通じた。
「はりゅ、おふろみりゅて!」
「…じゃ、ここまで貯まったら呼べよ?」
湯船の、ちょうど半分より少ない位置を指さす。
成人男性一人入れば、お湯の高さが上がるから、これくらいがちょうど良い。
「らじゃ!」
任されたことが嬉しいのか、床に着いていた尻尾が揺れる。
湯船番を晴香に任せた八雲は、心配ながらも部屋に戻った。
「さて…レポートの続きでもするか…」
どうせ、そのうち寂しくなって戻ってくるだろうし…
レポート内容が、三分の二から四分の三ほど完成しだした頃。
だだだだ…という足音が、床に振動していた。
顔を上げてみれば、風呂場から駆けてくる晴香。
「おかえり」
携帯の時計を確認する。
…ちょうど、湯船の湯が貯まるであろう頃。
「やきゅ!はきゃきゅきて!」
ぐいぐい手を引きながら、風呂場を指さす。
「はーやーきゅー!」
「はいはい」
立ち上がると、晴香に引かれるがままに風呂場に向かった。
靴下を脱ぐ暇すらなく風呂場に入り、湯船の中を見下ろす。
「きゅふー」
湯船には、ちょうど半分くらい、お湯が入っていた。
「…よし」
お湯か出続ける蛇口を閉め、晴香の前にしゃがみ込む。
目がきらきらと輝き、何かを待っているような眼差し…
八雲は、晴香の頭にぽんと手を乗せ、優しく撫でる。
「…いいこいいこ」
「きゃぅ〜」
プロペラみたいに尻尾を揺らし、晴香は嬉しそうに目を細めていた。
…やっぱり、犬か何かなのだろうか。
最後に、軽くポンポンと叩き、撫でるのを止める。
「…じゃ、風呂にするか」
「らじゃ!」
濡れた靴下を先に脱ぐと、一人と一匹は脱衣所戻った。
腰にタオルを巻いてしまうのは、こいつを“女”として見ているからか…
…違うか。
こいつに女を感じるのには、十年速い。
感じてたら…僕はロリコン扱い確定だ。
「?どーちたの?」
「いいや、なんでもない」
そういうと、止まっていた手を動かした。
シャンプーをつけた頭には、白い泡が浮かぶ。
「あっわあっわ、ぶっきゅぶっきゅ〜」
髪についた泡が床に落ちていくのを、楽しそうに見ている晴香。
八雲はというと、そんな晴香の髪で遊んでいた。
「…東京タワー」
「とーとー、たぁ?」
「攻撃してるんじゃないんだぞ。…東京タワー、だ」
実際見たことのない奴だ…
説明したところで、伝わりはしない。
「とーとーたあー…」
何を理解したのか、曇った鏡に映った自分を見て、うんうんと頷いている。
「…そろそろ流すぞ」
注意をすれば、ぎゅぅっと目を閉じ、手まで目に当てる。
目が水にはいるのが嫌いらしい。…僕も嫌いだ。
試供品にもらった、入浴剤を入れた湯船は、白く濁っていた。
ミルクの成分が入っているとかで、肌に良いらしいが…
いまいち、効いているのかわからない。
「はふー…」
湯船につかり、足の間に入って寄りかかってくる晴香の髪を、優しく解く。
肩まで浸かっては、楽しそうにパシャパシャと水を弾いていた。
「ぱちゃー!」
「…楽しいか?」
「きゅ!」
「そうか…」
湯船に浮かんでいた薄いタオルを絞り、晴香の頭の上に乗せる。
動じない晴香は、まだ水遊びを繰り返す。
…別に、構って貰えないことに腹が立ったんじゃない。
水遊び>僕…という順位が、気に入らなかったのだ。
「…えい」
髪の間に隠れていた首を、ついとつつく。
「っ!?」
びくんと跳ね、辺りをキョロキョロと見渡している。
…最近、首が弱い…ということに気が付いた。
弱い…というよらも、くすぐったい場所なのだろう。
「や…やきゅ!いま、くちゅぐちゅーちた!」
「気のせいじゃないのか?」
「きのせー…」
再び前を向いた晴香の首を、またつつく。
「きゅ!?」
「………」
八雲は、その遊びを何度も続けた。
晴香が犯人に気付くのには…まだまだ時間と知恵が必要らしい。
「くちゅぐちゅっ!くちゅー、て!」
「僕は知らないな」
遊びすぎて、逆上せてしまった、八雲君なのでした。
END。
ついでにいうと、レポートを忘れていて、徹夜になった八雲君なのでした。
普段なら、夕食も食べ終わり、風呂にも上がる頃なのだが…
今日は、まだ風呂には入っていない。
明日までに提出しないといけないレポート。
普段なら、こんなにもギリギリまで出来上がらないことはないのだが…
今週は、少し遊びすぎてしまったようだ。
女だとか友達とかじゃなくて…
「もきゅー…」
未確認生物と。
受験生のごとく半纏を着て、眠気防止用のブラックコーヒーを置いた机の上。
レポート用紙が数枚と、資料が数冊。
あとはシャーペンと蛍光ペンと、消しゴムとそのカス。
「ふぅ…」
一区切りが付き、大きく伸びる。
あと少しで終わる…
「…きゅ」
何かを訴えるような声に振り返れば、タオルをくわえた晴香と目が合った。
目が合ったのがそんなにも嬉しいのか、栗色の尻尾が左右に揺れる。
「どうした?」
おいで…と両手を広げると、ウリボーみたいに衝突してきた。
「きゅ……きゅ…」
ちょこんと膝に座り、タオルをくわえた口を突きつけられる。
「?」
それを受け取ると、パタパタ尻尾を揺らす。
意味が伝わったと思っているようだが、残念なことに伝わるわけがない。
「おふろ!おふろ!」
ぴょんぴょん机の周りを跳ね回り、背中に衝突。
その勢いに負け、前乗りに倒れ掛けた。
「お風呂…か」
手にしたタオルをよく見れば、それはお風呂用の…薄いタオルだった。
「おふろ!」
携帯の時間を確認してみると、いつの間にか九時を回っていた。
膝の上に帰ってきた晴香の瞳がキラキラと輝いている。
「風呂に…するか」
どうせ、レポートは後少しで終わる。
…別に、こいつと入りたかったわけじゃない。
癒されたいとか思っていない。
タオルを晴香に返し、八雲は立ち上がった。
風呂場に向かう八雲の足跡に続き、ぺたぺたと素足で駆ける音。
振り返ってみると、そこにはニコニコと笑った晴香がいた。
気にせずに風呂場に入り、湯船をさっと洗う。
その間も湯船の外から、晴香がじっと見ていた。
湯栓を閉め、お湯の蛇口をひねる。
軽く足を拭き、部屋に戻ったが…足音がひとつだけ。
不思議に思った八雲が風呂場に戻ると、湯船の中を背伸びして覗く晴香。
「湯船…溜めるから、まだ時間がかかるぞ」
晴香の頭をぽんと撫で、連れていこうとするが、ぴくりとも動かない。
「はりゅ、みりゅー」
「みりゅ…見る、か?」
「みりゅてー」
「見てる…だろ」
言葉はしっかりしないが、どうやらここにいたいことは通じた。
「はりゅ、おふろみりゅて!」
「…じゃ、ここまで貯まったら呼べよ?」
湯船の、ちょうど半分より少ない位置を指さす。
成人男性一人入れば、お湯の高さが上がるから、これくらいがちょうど良い。
「らじゃ!」
任されたことが嬉しいのか、床に着いていた尻尾が揺れる。
湯船番を晴香に任せた八雲は、心配ながらも部屋に戻った。
「さて…レポートの続きでもするか…」
どうせ、そのうち寂しくなって戻ってくるだろうし…
レポート内容が、三分の二から四分の三ほど完成しだした頃。
だだだだ…という足音が、床に振動していた。
顔を上げてみれば、風呂場から駆けてくる晴香。
「おかえり」
携帯の時計を確認する。
…ちょうど、湯船の湯が貯まるであろう頃。
「やきゅ!はきゃきゅきて!」
ぐいぐい手を引きながら、風呂場を指さす。
「はーやーきゅー!」
「はいはい」
立ち上がると、晴香に引かれるがままに風呂場に向かった。
靴下を脱ぐ暇すらなく風呂場に入り、湯船の中を見下ろす。
「きゅふー」
湯船には、ちょうど半分くらい、お湯が入っていた。
「…よし」
お湯か出続ける蛇口を閉め、晴香の前にしゃがみ込む。
目がきらきらと輝き、何かを待っているような眼差し…
八雲は、晴香の頭にぽんと手を乗せ、優しく撫でる。
「…いいこいいこ」
「きゃぅ〜」
プロペラみたいに尻尾を揺らし、晴香は嬉しそうに目を細めていた。
…やっぱり、犬か何かなのだろうか。
最後に、軽くポンポンと叩き、撫でるのを止める。
「…じゃ、風呂にするか」
「らじゃ!」
濡れた靴下を先に脱ぐと、一人と一匹は脱衣所戻った。
腰にタオルを巻いてしまうのは、こいつを“女”として見ているからか…
…違うか。
こいつに女を感じるのには、十年速い。
感じてたら…僕はロリコン扱い確定だ。
「?どーちたの?」
「いいや、なんでもない」
そういうと、止まっていた手を動かした。
シャンプーをつけた頭には、白い泡が浮かぶ。
「あっわあっわ、ぶっきゅぶっきゅ〜」
髪についた泡が床に落ちていくのを、楽しそうに見ている晴香。
八雲はというと、そんな晴香の髪で遊んでいた。
「…東京タワー」
「とーとー、たぁ?」
「攻撃してるんじゃないんだぞ。…東京タワー、だ」
実際見たことのない奴だ…
説明したところで、伝わりはしない。
「とーとーたあー…」
何を理解したのか、曇った鏡に映った自分を見て、うんうんと頷いている。
「…そろそろ流すぞ」
注意をすれば、ぎゅぅっと目を閉じ、手まで目に当てる。
目が水にはいるのが嫌いらしい。…僕も嫌いだ。
試供品にもらった、入浴剤を入れた湯船は、白く濁っていた。
ミルクの成分が入っているとかで、肌に良いらしいが…
いまいち、効いているのかわからない。
「はふー…」
湯船につかり、足の間に入って寄りかかってくる晴香の髪を、優しく解く。
肩まで浸かっては、楽しそうにパシャパシャと水を弾いていた。
「ぱちゃー!」
「…楽しいか?」
「きゅ!」
「そうか…」
湯船に浮かんでいた薄いタオルを絞り、晴香の頭の上に乗せる。
動じない晴香は、まだ水遊びを繰り返す。
…別に、構って貰えないことに腹が立ったんじゃない。
水遊び>僕…という順位が、気に入らなかったのだ。
「…えい」
髪の間に隠れていた首を、ついとつつく。
「っ!?」
びくんと跳ね、辺りをキョロキョロと見渡している。
…最近、首が弱い…ということに気が付いた。
弱い…というよらも、くすぐったい場所なのだろう。
「や…やきゅ!いま、くちゅぐちゅーちた!」
「気のせいじゃないのか?」
「きのせー…」
再び前を向いた晴香の首を、またつつく。
「きゅ!?」
「………」
八雲は、その遊びを何度も続けた。
晴香が犯人に気付くのには…まだまだ時間と知恵が必要らしい。
「くちゅぐちゅっ!くちゅー、て!」
「僕は知らないな」
遊びすぎて、逆上せてしまった、八雲君なのでした。
END。
ついでにいうと、レポートを忘れていて、徹夜になった八雲君なのでした。
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