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いや…ふと思ったんですよ。
いつまで新婚なのかなぁ…って。

いつだったか、半年前に結婚した人に「新婚」と言ったら友人に違うと言われたのです。
私の中の基準だと、結婚一年目くらいまで新婚なんじゃないかなぁ…と思っていたのですが…
ど、どうなのですかね?

当サイトでは新婚じゃない設定でも「新婚設定」と書いています!
要は…夫婦設定…ですかね?新婚のもあるのですが、新婚と夫婦がごっちゃです。
その辺りはまぁ…察して下さいな^^

ちなみに、八雲が働いて晴香が主婦なのを「サラリーマン設定」!
晴香が働いて、八雲が主夫なのを「専業主夫設定」!
八雲が小沢家に婿入りしたのを「婿入り探偵(通称むこたん)」と読んでおります!!
最近来た方にも、わかるように…ね!

実際はどうなんでしょ?八雲と晴香が結婚したら…
まずはお金の問題もありますし…共働きかな?
それなりに余裕が出てきたら、どうするんでしょうかね。
子供が産まれたら、晴香が主婦になるんでしょうけど…うーんうーん。

共働きなパロも…書いてみたいですね!
求めたいけど、翌日仕事だから求められない…みたいな!
甘えたいけど甘えられないみたいな!!祝日前日だけの甘えん坊デーっ!!
なんか素敵!書きたいですね!!


さて、そんなわけでサラリーマンな八雲です。
いつかパロの説明書きとか書きたい。というより、何個パロ書いてるんだろ?

サラリーマン八雲

ボストンバックを突き出されて「服を入れろ」と言われた昨夜。

何故か、と訪ねるも返事は無し。

しぶしぶ荷物を積めて、一夜を過ごし…

目隠しされたように、何も言わされずに連れて行かれたのは…


とある一軒の旅館だった。





「…で、そろそろ話してくれるわよね?」


とある旅館の一室。

部屋の中には、二人の気配だけ…



「や・く・も・くん?」

ぐいっと、隣に腰を降ろした八雲に詰め寄る。
話したくないと顔を背けられたので、逃がさまいと浴衣の裾を掴んだ。

そう…浴衣、だ。



意味もわからず連れて来られた旅館。

これこそ連れ込み宿…なんて、いつまでもふざけている訳にはいかない。

何故、どうして私はここにいるのだ。


いままで何度も同じことを考えさせられたが…
露天風呂やご馳走やらの誘惑に負け、この寝る寸前まで引き延ばされていた。

今も、目の前に置かれた枕を使って、枕投げでもしたい気分である。


「………」

回想の間に、話を逸らすかのように布団に潜ろうとする八雲。
浴衣の袖を掴み、それを防ぐ。

「ちゃんと言いなさい」

「………」

そんなにも言いたくないのか、やはりぷいとそっぽを向かれる。
これでは、わがままを言う子供としつける親だ。

「…言わないなら……1ヶ月禁止だからね」

「っ……」

何が…と、真意を言わなくても通じるあたり、さすが夫婦。
1ヶ月禁止はさすがに辛いらしく、これには動揺を見せた。

「言うの?言わないの?」

懐を掴みにじり寄る。

「……わかった」

しぶしぶと溜め息を吐きながら、箸を置いた。
胡座を掻いていた足を正し、真正面から見つめられる。
こうも改まられると、自然とこちらも正座を組んでしまう。

微かに胸が高鳴ったのは、プロポーズの時の姿が重なったからだろうか。
いや…布団の上に正座では、初めてのときか。


「……やっぱり止めた」

「へ!?」

そう宣言し、くるりと背中を向けられる。
意味が分からず、ただただ瞬きを繰り返した。


だが、段々と意味を理解しだす…

要は、話したくないというわけだ。


「って、なによそれ!」

「!?」

溜めていた怒りが爆発し、背中を剥けた八雲に飛びかかる。
バランスを崩した八雲が前乗りに倒れるが、気にせずのしかかった。

「っ…君は何をしている!」

「八雲君がいけないんでしょーっ!」

布団の上に俯せで押し倒し、ぎゅーっと擦りよる。
下にいる八雲が、身体を硬くしたのがわかった。

「言ってくれるまで、離れないもん」

わざとらしく吐息を掛けながら、赤い耳に話しかける。
面白いぐらいに身体が跳ね、小さく笑った。



「言えるわけ…ないだろっ」

「?」

しばらくそうしていると、ポツリと呟かれた言葉。
その続きを求めて、上半身を上げた。

けれども、八雲は俯いたまま。

「君が家事で疲れてそうだから…疲れを癒やしてやろうと思って…」

ボソボソと吐かれたのは、そんなことだった。

「し、宿泊代はどこから…」

「…おこづかい、貯めた…」

「………」


家事で疲れている私のために、彼は…


身体を倒し、大きな背中に擦り寄った。
寝癖だらけの頭を撫でてる。

「…ありがとう」

大好きだよ…


その言葉は、八雲に届いたであろうか。

礼を言った直後、待ってましたと言わんばかりに回る視界。
何が起きたか理解するよりも前に、目の前に天井と八雲が見えた。

「って…なにしてるのよ!」

ひゅるりと、胸元を撫でる冷たい空気。
慌てて見下ろせば、浴衣の懐が大きく開かれていた。

「ちゃんと正直に言ったんだ。…1ヶ月禁止令は廃棄だろ?」

「だからって…ここ旅館だよ!」

懐を閉じようとした手が、頭の上で束縛された。
もがいてみても、その束縛が緩まることはない。

「愛し合うのに…場所なんて関係ないんだよ」

「かっ、関係あるわよ!」

「浴衣なんて格好で…滅多にやれないしな」

「人の話を聞きなさーいっ!」


晴香の悲鳴は、無惨にも八雲の唇によって塞がれた。





暗い部屋の中には、外の夜風とは逆に熱を持っていた。

男女の荒い息が響く中、晴香はうっすらと目を開けた。

目の前の八雲が、眉を寄せながら肩で息をしていた。



「ぅぁっ…」

艶めかしい声と共に、全身の力が抜ける。


いつの間にか帯で縛られた両手首。
痛くはないが、変な気分であることには変わりない。

「んっ」

身体を捩ってみるも、ほどける気配はまったくなかった。


そういう晴香は、珍しく半脱ぎの状態。
普段ならば、全て剥かれるのだが…今日は違った。

どうやら、“浴衣”というのを楽しみたかったらしい。
プレイ的な意味で。


そんなことを覚めきらない頭で考え、溜めていた息を吐き出した。

「いま、ほどいてやる、から…」

生暖かい吐息と一緒に吐かれた言葉に、身体がぴくりと跳ねる。
幸い八雲に気付かれずに済み、隠れて安堵した。

「ありがとっ」

疲れて満面の笑みは浮かべられなかったけれど、精一杯笑った。

「………」

それに返してくれたのは、何故か苦笑の笑み…

「?」

「可愛いことばかりしてたら…もう一回やるぞ?」

「…いつも一回で終わらないくせに」

視線をゆっくりと降ろす。
暗くてよく見えないが、満足していないのは長年の勘でわかった。

「じゃ、お言葉に甘えて…」

全てを脱がせようと、浴衣にかかる手。
だが、その手はそこで止まってしまった。

「……?」

期待…していたわけではないが、焦らされた気分だ。

「やっぱり…止めよう」

「ど、どうしたの?」

途中で止めるなんてこと初めてで、八雲の顔色を窺う。

「君の疲れを取るために着たのに…これでは余計に疲れさせてしまう」

「あ…」

「だから…一回で我慢する」

よいしょと上から退き、浴衣に袖を通す。
そんな八雲を見つめ、少し視線を下ろした。

「こっちは…どうするの?」

「…どうにかするから、君は心配しなくていい」

暗闇ではっきりとは見えなかったが…

その顔は、真っ赤に染まっていた。


「…やくもくん」

「っ!?」

「私が…八雲君の疲れも、癒やしてあげたいな」

「は、はる…」

「これなら私は疲れないで、八雲君が満足出来るでしょ?」



連れ込み宿というのは…結局、当たっていたのかもしれない。



END。




まさかの晴香攻め^^
そしてぐだぐだ。
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晴香攻めバンザイ\(^o^)/
もっと攻めちゃえ←オィ!

新婚…結婚して2年たっても回りからは新婚と言われますよ(笑)
交際期間が長いと新婚気分は0なんですけどね(苦笑)
シマちゃん 2009/04/16(Thu)22:22:01 編集
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