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「お前のポテチ、頂くよ!」と言ったら
「お前の日和、頂くよ!」と返された。
…乗ってくれてありがとう。

雨ですね〜。
…桜が散っていきます。
また来年!

図書館アニメ今日からですね〜。
生で見たいですが…明日起きれなそうなのでビデオに…
ソウルイーター深夜版、違うそうなのでこちらもビデオに。
あ、とらぶる…まぁいいか。漫画読んだし…

いつのまにか文芸部の入部届けを出してた…
只今、五人だそう…。廃部にならないよね?
まぁ、楽しそうだしいいか。

moggyさんに言われて気付きましたが、カウンターがもうすぐ10000ですね…
や…やばやば。
1000の時に10000の時に…とか書いちゃったし…
頑張ってフリー小説でも書こうかと…
がーんばるよーい!

昨日ラジオで最東端を斉藤たんと言ってた…
たまに友達とのメールで晴香たんとか書いてるのは私ですが何か。
晴香たんは八雲の嫁!とか堂々書いちゃってます。A・HA・HA!
引かないで下さい!

メルフォ御返事。
アイさんへ。
フリーイラスト万歳です!
もう毎日、携帯の画面を変えてますよ!
八雲と晴香のペアはもちろん素敵ですが、顔ドアップなんかにやにや倍増です!
気がついたときなんて!毎日見てますよ!一日に何回見ている事やら…
べ…別にストーカーじゃありませんからねっ!
ファンという名のストーカーです!(コラ

コメントありがとうございました!


さて、今日こそお題の『きれい』を消化せねば…

白黒ごっこ.さまからお借りした
『斉藤八雲と小沢晴香で8つのお題』より

新婚設定

6・きれい

「じっ…」
「………」
「じーっ……」
「………」



いつからこの態勢が続いてるのだろうか…

八雲は溜め息を飲み込むと自然と口を一文字に結ぶ。


晴香はソファーに座りながら新聞を読んでいる八雲をじっ、と見上げていた。
嫌な予感がした八雲は気づかないふりをしようと新聞を読むふりを続けている。

ちらりと相手にバレないように晴香を見てみる八雲。
晴香はソファーと同じくらいの高さの低い机に両腕を組んでいる。
足はまるで子供のようにカーペットの上にぺたりと座っていた。

「じー…」
「………なんだ?」

耐えていた八雲だがとうとうその視線に負けてしまい、溜め息を吐きながら新聞を閉じると机の上に放り投げる。
そして晴香を見るがいまだにじっとこちらを見つめていた。


…嫌な予感がする


やはり聞くのは止めようと話題を変えようとしたときだ。
もっと詳しく言えば、その話題を考えようとしたときだった。
そして八雲が口を開く前に晴香が口を開いてしまったのだ。



「いつ見ても八雲君の左目ってきれいだなーって」
にこりと表情を緩めて八雲を見上げ続けている晴香。
八雲は遅かったか…という思いと呆れた…という何とも言えない表情をする。
そんな八雲が視線を返すが晴香はまだじっと赤い瞳を見つめていた。

「いいよね八雲君…」
しばらく見つめていた晴香だが突然肩を落とすと何故かうつむいてしまう。
八雲は言葉の意味と行動が理解できず、首を傾げる。
「何がだ?」
「八雲君ってきれいじゃない?」
「………」
眉間にしわを寄せると理解できないといいたげに顔を歪める。
突然立ち上がった晴香はトコトコと八雲が座るソファーに腰をかけ、距離を縮めた。
「色は白いし…」
そういうと八雲の手を取りその甲を優しく撫でまわす。
その感覚に少し反応した八雲がピクリと小さく震えた。
「肌はサラサラだし…」
「…君だってそうだろ?」
八雲は自らの手をいじっていた晴香の手首を掴むとやめさせる。
しばらく何かを考えていた八雲だが結局、言いたいことはひとつだ。
「…それに男としてそれはほめ言葉として受け取ればいいのか?」
「きれいって言葉は男女共通の言葉だよ」
晴香は手首を掴んでいる八雲をまったく気にしていないというように、にこりと笑う。
返す言葉が見つからずに渋っていると晴香が言葉を続けた。
「でもこっちからすると少しずるい…かな?」
晴香は手首を掴まれたまま八雲に寄りかかるように体を小さく倒す。
八雲が見下ろすと微かに晴香の頬が膨らんでいるのに気がついた。


…すねてるのか?


そんな事を思っていると何かを思い出したように晴香が小さく声を上げる。
「あ…。でも、八雲君が肌が白くで得したこともあるよ!」
八雲に身を任せていた晴香は嬉しそうな表情に変わると身を引いた。


…何故か微かに赤い頬。


「…何が得したんだ?」
「八雲君が照れてるの、すぐにわかるじゃない」
「………」
晴香の返答を聞いた瞬間、一気に歪む八雲の顔。
いまにも文句をいいそうな雰囲気でもある。
「八雲君ってなかなか面に出さないでしょ?だから顔を見ればすぐにわかっちゃうよ」
そんな八雲に気付かない晴香は、ニコニコと笑いながら話を続けていた。
「肌が白すぎる罰だねっ」
八雲の手からやっと抜け出した晴香は、その幸せそうな表情のままぎゅっーと腕に抱きつく。
見下ろした八雲は晴香の顔がますます赤く染まっていることに気がつくと、何かを考えニヤリと口端を上げた。
「君も…肌が白いよな?」
「え?」


晴香が顔をあげると何故か八雲の寝癖だらけの髪が見えた。

そして首に感じる、生暖かい感触。


八雲の唇が晴香の首に押し付けられているのに気がついたのは、すぐのこと。
離れないようにと晴香の腰に腕を回して強く抱きしめてくる八雲。
「ちょっ…や、八雲君っ!?」
慌てて突き離そうとするが晴香の力ではそう簡単には離れなかった。
晴香は思わず大きく体を跳ねらせる。
それにそそられてやる気がでてきたのか、うなじに移動していく八雲。
「ちょ…やめっ…」
ここで止めなくてはこの先のシナリオに進んでは駄目だ。
晴香は身をよじるなりしてみるがやはり効果は見えない。

八雲は楽しそうにしばらくそこに留まっていたが、顔を離して痕を確認する。
確認し終わると舌を這わせながらゆっくりと鎖骨の方へと移動していった八雲。

鎖骨をペロリと舐めてやると大きく跳ねる晴香の体。
「んぅっ…」
八雲は鎖骨に噛みつくようなキスをする。そのせいで微かだが痛みを感じる晴香。
だがそれ以上に別な感情も芽生えてきた晴香
最後に唇を合わせた八雲はむさぼるように深く口づけた。



「赤もあるな…」
晴香から離れた八雲の第一声がそれだった。
酸欠状態の頭をフル回転させた晴香が理解したことは痕をつけられたという事。
八雲はするりと首に手を滑らせる。
「こっちもだが、顔もそうとう真っ赤だぞ?」
意地悪く顔を歪めた八雲はそれだけ言うと再び晴香に口づける。
だが前と違ったのは八雲が晴香のシャツのボタンをはずしているということだった。


あ…もう逃げられないのかな…


掠れる視界の中でそれだけ感じ取った晴香は諦めたように体の力を抜いた。



「…きれいな体、赤に色付けようか?…晴香」


END。



晴香はじーっとか言ってそうです。
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