×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ここにあるカテゴリー:注意…
どどんと一気に、表の方に隔離して上げた方が良いですかね…?
いや、いつかはここにあるお話達、表に移動しようかとは思ってますよ!
随分前からそう言って、まったく移動してませんが!
どういう風に上げようか悩んでるんですよ。
行の間とか、どうしようかなぁ…とか。
さて、そんな感じで下ネタ&八雲受け。
そして、下ネタとかに年齢制限はあるんだろうか…
恋人設定
どどんと一気に、表の方に隔離して上げた方が良いですかね…?
いや、いつかはここにあるお話達、表に移動しようかとは思ってますよ!
随分前からそう言って、まったく移動してませんが!
どういう風に上げようか悩んでるんですよ。
行の間とか、どうしようかなぁ…とか。
さて、そんな感じで下ネタ&八雲受け。
そして、下ネタとかに年齢制限はあるんだろうか…
恋人設定
「ね。私がしてあげよっか?」
その日。
「きもち…いい?」
積極的な彼女に襲われたのは…
「んっ!」
「っ!?」
夢だったから…
目の前に見えるのは、覆い被さる彼女でもなければ、頬を染めた彼女でもない。
僕の身体を舐めたり、弄ったりする彼女でもなく…
ただの…見慣れた映画研究同好会兼、僕の部屋の天井。
今は、そんな見慣れた天井が、やけに憎く見えた。
「夢…か?」
理解すると同時に、妙な失望感。
肩の力がどっと抜け、いつの間にか止めていた息を吐いた。
下半身に感じた、妙な違和感にあえて気付かないフリをして。
…なんて、最低な夢を見てしまったのだろうか。
夢の内容を簡単にまとめなさいというならば…
彼女に襲われ、されるがままになる僕。
とでも書くだろう。
見知らぬ部屋に連れてこられ、見知らぬダブルベッドに押し倒され…
口を開くよりも先に、熱い熱いキス。
そして、休む間もなく鎖骨にはキスマークを残された。
胸板を撫でながら愛撫する手は、どんどんと下がっていって…
身体にキスマークを刻む間も、その手が止まることは無かった。
そのうち、僕も抵抗することを止め…
あ。このまま流されても良いかも…と、流されてしまった。
その後、夢の中で起きたことを思い出して、八雲は額に浮かんだ汗を拭った。
2ラウンドに入る前に目が覚めた訳で、1ラウンド目は終わったわけで。
…思い返しただけで、頬が火照り、熱が蘇る。
口元を押さえながら、慌てて枕元に置いてある携帯に手を伸ばす。
携帯を開いて時間を確認。
「四時…」
元の場所に携帯を戻し、寝袋のファスナーを少しだけ開けた。
どこからか吹くすきま風が、火照った身体には気持ちがいい。
「最悪…だな」
最悪だと分かっていても…
「夢の続きって…見れるんだっけ…」
こうなってしまうのは、男だから仕方ない。
二度寝から冷めた八雲は、やけにぐったりと疲れていた。
携帯を片手で開き、時刻を確認。
八時…
まだ起きるのには早い時間。
でも、二度寝から覚めたら寝るに寝れず…
八雲はパイプ椅子に腰を下ろしていた。
「欲求不満…なのかな」
夢と…夢の続きを思い出し、ぽつりと呟く。
見事に夢の続きを見れ、ある意味気持ちの良い朝を迎えられた。
けれど、心のどこかがモヤモヤと…彼女への罪悪感は倍増。
思い返してみれば、ここのところ、彼女を抱いてもいなければ…
自ら処理もしていなかった。
色々と忙しくて、そっちの方にまで手が回らなかったというかなんというか。
そんなわけで、欲求不満だったのは確かかもしれない。
「っ……彼女の顔が見れない…」
顔を上げることすらできず、机に突っ伏せた。
身体が無駄に熱い。
今日一日、この謎の“熱”と闘わないといけないらしい。
深い溜め息を吐き、熱い頬に触れてみたとき。
溜め息をかき消す勢いで、部屋の戸が開いた。
「やぁ!八雲君っ」
“会いたくない…”
そう思うと、必ずと言っていいほど、彼女はやってくる。
「あれ、起きてるなんて珍しい…」
現にやって来た。
「服まで着替えちゃって…用事でもあるの?」
逆に“会いたい”と思ったときには来てくれない…
そんな困ったちゃんなんだ。
「なんでこんなときに…」
「?…どうしたの?」
途中、冷蔵庫に寄ってから目の前の席に着く晴香。
「別に…なんでもないよ」
ふわりと薫った匂いが、夢を鮮明に思い出させ、顔が火照り…
気まずくて、目をそらした。
「顔赤いし…熱、あるんじゃない?」
誰のせいだ!
一瞬、口が滑りそうになるのを飲み込んだ。
「あついだけだ」
見せ付けるように、シャツのボタンを何個か外す。
…嘘は言ってない。
実際、身体が燃えるように熱いしな。
「それなら良いけど…」
諦めてくれたらしく、冷蔵庫から持ってきたチョコレートの封を開ける。
安堵を取り戻した八雲は、椅子に寄りかかった。
「えい!すきやりっ!」
「っ!?」
気を抜くのを待っていたのか、緊張を解いた八雲の額に晴香の手が伸びた。
「…?熱は無い…かな?」
自らの額との温度を比べ、小首を傾げる。
「あ、ほっぺの方が熱い」
「っ…だから、何でも無いって言ってるだろ!
慌てて晴香の手を振り払う。
振り払われた晴香はというと、少しむっとしていた。
「なによ!人がせっかく心配してあげてるって言うのに!」
「君が勝手に心配してるだけだろ!それに、僕は平気だと言った!」
「じゃ、なんで顔が赤いのよ!」
「それはっ…」
つい、口が滑りそうになった。
言えるか…言えるものか。
えっちな夢見て、君の顔が見れません。なんて…
「それは?…何よ」
「それはだな…」
「それは?」
「っ……」
なかなか引かない晴香を見て、八雲は奥歯を噛みしめた。
このまま、こいつが引くとも思えない…
「絶対…絶対に怒らないって、約束しろ…」
「う、うん…?」
そんなに可笑しな顔をしているのか、苦笑を浮かべている彼女。
声に出すのが恥ずかしく、手招きをして引き寄せる。
躊躇することなくやってきた晴香に、八雲は押し殺した声で囁いた。
「へっ!?」
驚いたような、すっとんきょんな声。
…驚かないわけがないか。
「…怒るなよ」
聞いた本人もだが、言った張本人も顔が赤い。
「お…怒らないけど…」
そこまで言うと、晴香の視線が上下に行ったり来たり。
椅子に手を突いた八雲は、屈み込むようにして晴香ににじり寄った。
「しっ、仕方無いだろ!…僕だって…男なんだから…」
段々、言っていることが恥ずかしくなり、八雲は机に頭を付けて俯いた。
…きっと、彼女は怒っているのだろう。
夢だとしても、僕は彼女に…
「八雲君」
名前を呼ばれて、体が跳ねた。
「最近…してないし…。…構ってくれない、君が悪い…」
謝ろう謝ろうと思っても、不器用な僕にその方法は分からない。
隣に、彼女が立っているのが感じられる。
「じゃ、今からしよっか」
ビンタを覚悟に目を瞑ったとき、彼女の声で聞こえた言葉。
意味が分からず顔を上げると同時に、晴香に唇を塞がれた。
「!?」
それは、夢を思い出させるには充分過ぎて…
収まりかけた熱を上げさせるにも、充分であった。
「ね。夢の中の私って…どんなことしてた?」
「は、はるっ…」
「可笑しいよね、私。…夢の中の私に、嫉妬しちゃった」
そして、夢は正夢に…
END。
やっぱり八雲もそういう夢は見てしまうんでしょうかねぇ…
で。毎度毎度、相手が晴香で、朝起きて自己嫌悪するんでしょうね^^
その日。
「きもち…いい?」
積極的な彼女に襲われたのは…
「んっ!」
「っ!?」
夢だったから…
目の前に見えるのは、覆い被さる彼女でもなければ、頬を染めた彼女でもない。
僕の身体を舐めたり、弄ったりする彼女でもなく…
ただの…見慣れた映画研究同好会兼、僕の部屋の天井。
今は、そんな見慣れた天井が、やけに憎く見えた。
「夢…か?」
理解すると同時に、妙な失望感。
肩の力がどっと抜け、いつの間にか止めていた息を吐いた。
下半身に感じた、妙な違和感にあえて気付かないフリをして。
…なんて、最低な夢を見てしまったのだろうか。
夢の内容を簡単にまとめなさいというならば…
彼女に襲われ、されるがままになる僕。
とでも書くだろう。
見知らぬ部屋に連れてこられ、見知らぬダブルベッドに押し倒され…
口を開くよりも先に、熱い熱いキス。
そして、休む間もなく鎖骨にはキスマークを残された。
胸板を撫でながら愛撫する手は、どんどんと下がっていって…
身体にキスマークを刻む間も、その手が止まることは無かった。
そのうち、僕も抵抗することを止め…
あ。このまま流されても良いかも…と、流されてしまった。
その後、夢の中で起きたことを思い出して、八雲は額に浮かんだ汗を拭った。
2ラウンドに入る前に目が覚めた訳で、1ラウンド目は終わったわけで。
…思い返しただけで、頬が火照り、熱が蘇る。
口元を押さえながら、慌てて枕元に置いてある携帯に手を伸ばす。
携帯を開いて時間を確認。
「四時…」
元の場所に携帯を戻し、寝袋のファスナーを少しだけ開けた。
どこからか吹くすきま風が、火照った身体には気持ちがいい。
「最悪…だな」
最悪だと分かっていても…
「夢の続きって…見れるんだっけ…」
こうなってしまうのは、男だから仕方ない。
二度寝から冷めた八雲は、やけにぐったりと疲れていた。
携帯を片手で開き、時刻を確認。
八時…
まだ起きるのには早い時間。
でも、二度寝から覚めたら寝るに寝れず…
八雲はパイプ椅子に腰を下ろしていた。
「欲求不満…なのかな」
夢と…夢の続きを思い出し、ぽつりと呟く。
見事に夢の続きを見れ、ある意味気持ちの良い朝を迎えられた。
けれど、心のどこかがモヤモヤと…彼女への罪悪感は倍増。
思い返してみれば、ここのところ、彼女を抱いてもいなければ…
自ら処理もしていなかった。
色々と忙しくて、そっちの方にまで手が回らなかったというかなんというか。
そんなわけで、欲求不満だったのは確かかもしれない。
「っ……彼女の顔が見れない…」
顔を上げることすらできず、机に突っ伏せた。
身体が無駄に熱い。
今日一日、この謎の“熱”と闘わないといけないらしい。
深い溜め息を吐き、熱い頬に触れてみたとき。
溜め息をかき消す勢いで、部屋の戸が開いた。
「やぁ!八雲君っ」
“会いたくない…”
そう思うと、必ずと言っていいほど、彼女はやってくる。
「あれ、起きてるなんて珍しい…」
現にやって来た。
「服まで着替えちゃって…用事でもあるの?」
逆に“会いたい”と思ったときには来てくれない…
そんな困ったちゃんなんだ。
「なんでこんなときに…」
「?…どうしたの?」
途中、冷蔵庫に寄ってから目の前の席に着く晴香。
「別に…なんでもないよ」
ふわりと薫った匂いが、夢を鮮明に思い出させ、顔が火照り…
気まずくて、目をそらした。
「顔赤いし…熱、あるんじゃない?」
誰のせいだ!
一瞬、口が滑りそうになるのを飲み込んだ。
「あついだけだ」
見せ付けるように、シャツのボタンを何個か外す。
…嘘は言ってない。
実際、身体が燃えるように熱いしな。
「それなら良いけど…」
諦めてくれたらしく、冷蔵庫から持ってきたチョコレートの封を開ける。
安堵を取り戻した八雲は、椅子に寄りかかった。
「えい!すきやりっ!」
「っ!?」
気を抜くのを待っていたのか、緊張を解いた八雲の額に晴香の手が伸びた。
「…?熱は無い…かな?」
自らの額との温度を比べ、小首を傾げる。
「あ、ほっぺの方が熱い」
「っ…だから、何でも無いって言ってるだろ!
慌てて晴香の手を振り払う。
振り払われた晴香はというと、少しむっとしていた。
「なによ!人がせっかく心配してあげてるって言うのに!」
「君が勝手に心配してるだけだろ!それに、僕は平気だと言った!」
「じゃ、なんで顔が赤いのよ!」
「それはっ…」
つい、口が滑りそうになった。
言えるか…言えるものか。
えっちな夢見て、君の顔が見れません。なんて…
「それは?…何よ」
「それはだな…」
「それは?」
「っ……」
なかなか引かない晴香を見て、八雲は奥歯を噛みしめた。
このまま、こいつが引くとも思えない…
「絶対…絶対に怒らないって、約束しろ…」
「う、うん…?」
そんなに可笑しな顔をしているのか、苦笑を浮かべている彼女。
声に出すのが恥ずかしく、手招きをして引き寄せる。
躊躇することなくやってきた晴香に、八雲は押し殺した声で囁いた。
「へっ!?」
驚いたような、すっとんきょんな声。
…驚かないわけがないか。
「…怒るなよ」
聞いた本人もだが、言った張本人も顔が赤い。
「お…怒らないけど…」
そこまで言うと、晴香の視線が上下に行ったり来たり。
椅子に手を突いた八雲は、屈み込むようにして晴香ににじり寄った。
「しっ、仕方無いだろ!…僕だって…男なんだから…」
段々、言っていることが恥ずかしくなり、八雲は机に頭を付けて俯いた。
…きっと、彼女は怒っているのだろう。
夢だとしても、僕は彼女に…
「八雲君」
名前を呼ばれて、体が跳ねた。
「最近…してないし…。…構ってくれない、君が悪い…」
謝ろう謝ろうと思っても、不器用な僕にその方法は分からない。
隣に、彼女が立っているのが感じられる。
「じゃ、今からしよっか」
ビンタを覚悟に目を瞑ったとき、彼女の声で聞こえた言葉。
意味が分からず顔を上げると同時に、晴香に唇を塞がれた。
「!?」
それは、夢を思い出させるには充分過ぎて…
収まりかけた熱を上げさせるにも、充分であった。
「ね。夢の中の私って…どんなことしてた?」
「は、はるっ…」
「可笑しいよね、私。…夢の中の私に、嫉妬しちゃった」
そして、夢は正夢に…
END。
やっぱり八雲もそういう夢は見てしまうんでしょうかねぇ…
で。毎度毎度、相手が晴香で、朝起きて自己嫌悪するんでしょうね^^
PR