×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
今からにまにましております、刹那由多改めカンナだす。
季節は冬に突っ込んでおりますが、私の心は春です。春真っ盛り!!
年中春じゃねーかというツッコミはノンノン!
ドラマ始る前に、どうにか現れることが出来ましたぜ、おやっさん。
このまま、お返事もしたかったのですが…
ままんがネットスーパーやるとかなので無念。
携帯から更新出来れば良いのになぁ…
いいともでの二人が可愛かったです。
さてさて、お話二個目にして新婚話。
年の差って良いよねっ!みたいなお話です。
LG 新婚さん
季節は冬に突っ込んでおりますが、私の心は春です。春真っ盛り!!
年中春じゃねーかというツッコミはノンノン!
ドラマ始る前に、どうにか現れることが出来ましたぜ、おやっさん。
このまま、お返事もしたかったのですが…
ままんがネットスーパーやるとかなので無念。
携帯から更新出来れば良いのになぁ…
いいともでの二人が可愛かったです。
さてさて、お話二個目にして新婚話。
年の差って良いよねっ!みたいなお話です。
LG 新婚さん
「秋山さん。今日はですね、スーパーでお肉が安かったんですよ」
『………』
「ついつい沢山買っちゃったら、キャベツを買うの忘れちゃったんです」
『………』
「帰りに雑貨屋さんに行ったら、かわいいマグカップがあったんですよ〜」
『………』
「秋山さんと色違いで買おうかなって思ったんですが…」
『………』
「秋山さんは赤と青、どっちが好きですか?」
けれど、腕に抱えた“秋山さん”は返事をくれません。
それは当たり前。
私が話しかけているのは、熊のぬいぐるみの秋山さんなんですから。
「はぁ…」
長い長い溜め息を吐くと、直は腕の中の“秋山さん”を抱きしめた。
秋山家寝室、ダブルベッドの上。
直は一人、秋山が風呂から上がるのを待っていた。
風呂に先に入り、寝間着姿でダブルベッドの上で正座。
一人でいるのが心細く、愛用の熊のぬいぐるみを抱きしめているのだ。
「秋山さん…まだかな?」
早く来てくれたって、夫婦らしいことはせず、ただ眠るだけだけど。
直はそれが楽しみでならなかった。
新婚だと言うのに、夫婦らしいことは滅多にしない。
キスはしてくれるが、軽いものばかり。
最後に身体を重ねたのも、数週間も前だ。
「秋山さんは淡白なんですか?」
熊のぬいぐるみ“秋山さん”と目線を合わせ、訪ねてみる。
けれど、返事は無し。
「秋山さんはもう三十近いから良いのかもしれませんが…」
相手が本物の秋山さんではなく、ぬいぐるみなんだから当たり前。
「私はまだ十代ですよ?」
それでも何だか、心の奥がムカムカとしてきて。
「そ、そそそういうことにも…興味は、あるんですからっ」
ぬいぐるみ相手に、つい愚痴をこぼしてしまった。
「……欲求不満です…」
ぎゅっと抱きしめ、熊の頭に顔を埋める。
「若い子じゃ満足出来ないとかだったら、どうしましょう…」
同じくらい秋山さんの傍にいたせいか、ぬいぐるみから煙草の匂いがした。
「秋山さん…」
もしかしたら、秋山さん。
本当は私のこと、好きじゃなかったりして…
無理して近くにいてくれてるのかも。
もしかしたら、私なんかよりずっと綺麗で大人な女の人が…
「…あきやまさんっ」
ぐすん。
悲しくなったら突然、秋山さんが恋しくなった。
名前を呼んだら、いつもみたいにお返事をくれるだろうか…
「秋山さん…」
けれど、秋山さんの声は聞こえない。
そうだ。秋山さんのお名前は、秋山さんじゃない…
「…し」
出会ってから、きっと片手の数しかよんでいないであろう名前。
「しししっ…」
気恥ずかしくって、秋山さんが「直」って呼んでくれても、言えなかった…
「……しんいち、さん…」
その名を呼んだ途端、辺りが春になったように暖かくなった。
いや、春を越え真夏のように身体が熱い。
「〜っ!!」
数秒前の涙は嘘のように消え、声も出ないほど幸せでいっぱいになる。
抱きしめたぬいぐるみは原型を留めない。
俯せになり、ベッドの上で足をバタバタ。
それでも堪えきれず、右に左にゴロゴロと転がった。
ちょうど真ん中辺りでブレーキを掛け、横になる。
直は緩みきった顔を、熊に押し付けた。
しんいちさんって……深一さんって呼んじゃった!
「てへへっ」
「…なにやってんの?」
苦笑を浮かべた秋山は、ダブルベッドを見下ろした。
「あ、秋山さん!?」
飛び起きるかと思いきや、寝転がったまま秋山を見上げる直。
冷や汗なのか、頬を滴が垂れた。
「………」
肩に掛けたタオルと、上気した秋山の身体。
しばらく続いた静寂を破ったのは、秋山の溜め息だった。
「何をやっているんですか?カンザキナオさん」
ベッドサイドに腰をかけ、身体を捻るようにして直に近付く身体。
軋むベッドの音に、とくりと鼓動が速くなる。
「え……えっと…」
一体、いつの間に来ていたのだろう。
いやそれよりも。
どこまで私の話を聞いて…
「あぁ、カンザキナオさんじゃなかったっけ?」
「…?」
見上げた顔が、意地悪く歪む。
逃げようとしたときにはもう遅く、秋山さんの両手に閉じ込められていた。
「アキヤマナオさん…だったっけ?」
「!」
アキヤマ…秋山さんと同じ姓…
みるみるうちに赤くなる直を、秋山は楽しそうに見下ろしていた。
「は、反則です…」
顔を合わすことが出来ず、再び熊のぬいぐるみに顔を押し付ける。
「ほんっと……かわいいね」
くすりと笑い、愛おしそうに直の前髪を撫でる秋山。
そんな秋山を、直はぬいぐるみ越しに見上げた。
「いつから…聞いてたんですか?」
「今さっき。お前がベッドの上で暴れてた辺り」
「そ、そうですか……じゃ、聞いてませんよね?」
「何を?」
「いいえ、なんでもないです」
とりあえず一安心。
ぬいぐるみを抱き締める力を緩める。
どうやら、恥ずかしい独り言は聞かれていないみたい。
そして、気になることを聞いてみた。
「秋山さん」
「ん?」
「秋山さんは、私のこと…好き、ですか?」
「…何、とつぜん」
苦笑いを浮かべ、困ったように離れる身体。
身体が離れていくにつれ、先程の押し倒しは戯れなのかと胸が軋む。
「…良いから、答えてください」
身体を起こし、ベッドサイドの秋山に詰め寄る。
困った顔の秋山さん。
こういう顔も、結構好きだったりする。
引かない直を見て諦めたのか、ガリガリと髪を掻き回した。
そして耳元で…
「……うん、好き」
ポツリと聞こえた声は、確かに彼のものだった。
「秋山さん」
「ん?」
「私は、秋山さんが大好きです!」
“大”を強調し、直は襲い掛かるように秋山に抱き付いた。
「うわ」だか「うお」だか声を上げながら、倒れる秋山。
だが、直は気にせずに擦りより続けた。
「…あのさお前、一つ勘違いしてるよ」
「何ですか?」
「三十近くても、性欲は強い方なんだよ」
「え…」
「でも、まさかお前まで強いとは知らなかったけどね」
「な、なんで知って…」
「聞いてないなんて嘘、ハッタリなの」
「ま……待ってください、秋山さ…」
「俺、もう三十近いし。我慢は身体に悪いって言うし」
「ゃっ……だ、だめ、で」
「お望み通りにしてやるよ」
「うー……秋山さん、怒ってます?」
「俺が何に対して怒んないといけないの?」
「三十近い…って言ったの…」
「十代の性欲とやらのために、今夜から頑張らせてもらうよ」
「えっ、遠慮します!」
END。
三十路近くと二十歳前のお二人さん…
なんだかそういうコトで悩んでると良いです^^
「幼すぎるんじゃないか〜」とか「満足出来ないんじゃないか〜」とか。
秋山さん、勃つのk(ry
……たつか。
あーあ、僕もーもうすぐ三十歳〜♪
『………』
「ついつい沢山買っちゃったら、キャベツを買うの忘れちゃったんです」
『………』
「帰りに雑貨屋さんに行ったら、かわいいマグカップがあったんですよ〜」
『………』
「秋山さんと色違いで買おうかなって思ったんですが…」
『………』
「秋山さんは赤と青、どっちが好きですか?」
けれど、腕に抱えた“秋山さん”は返事をくれません。
それは当たり前。
私が話しかけているのは、熊のぬいぐるみの秋山さんなんですから。
「はぁ…」
長い長い溜め息を吐くと、直は腕の中の“秋山さん”を抱きしめた。
秋山家寝室、ダブルベッドの上。
直は一人、秋山が風呂から上がるのを待っていた。
風呂に先に入り、寝間着姿でダブルベッドの上で正座。
一人でいるのが心細く、愛用の熊のぬいぐるみを抱きしめているのだ。
「秋山さん…まだかな?」
早く来てくれたって、夫婦らしいことはせず、ただ眠るだけだけど。
直はそれが楽しみでならなかった。
新婚だと言うのに、夫婦らしいことは滅多にしない。
キスはしてくれるが、軽いものばかり。
最後に身体を重ねたのも、数週間も前だ。
「秋山さんは淡白なんですか?」
熊のぬいぐるみ“秋山さん”と目線を合わせ、訪ねてみる。
けれど、返事は無し。
「秋山さんはもう三十近いから良いのかもしれませんが…」
相手が本物の秋山さんではなく、ぬいぐるみなんだから当たり前。
「私はまだ十代ですよ?」
それでも何だか、心の奥がムカムカとしてきて。
「そ、そそそういうことにも…興味は、あるんですからっ」
ぬいぐるみ相手に、つい愚痴をこぼしてしまった。
「……欲求不満です…」
ぎゅっと抱きしめ、熊の頭に顔を埋める。
「若い子じゃ満足出来ないとかだったら、どうしましょう…」
同じくらい秋山さんの傍にいたせいか、ぬいぐるみから煙草の匂いがした。
「秋山さん…」
もしかしたら、秋山さん。
本当は私のこと、好きじゃなかったりして…
無理して近くにいてくれてるのかも。
もしかしたら、私なんかよりずっと綺麗で大人な女の人が…
「…あきやまさんっ」
ぐすん。
悲しくなったら突然、秋山さんが恋しくなった。
名前を呼んだら、いつもみたいにお返事をくれるだろうか…
「秋山さん…」
けれど、秋山さんの声は聞こえない。
そうだ。秋山さんのお名前は、秋山さんじゃない…
「…し」
出会ってから、きっと片手の数しかよんでいないであろう名前。
「しししっ…」
気恥ずかしくって、秋山さんが「直」って呼んでくれても、言えなかった…
「……しんいち、さん…」
その名を呼んだ途端、辺りが春になったように暖かくなった。
いや、春を越え真夏のように身体が熱い。
「〜っ!!」
数秒前の涙は嘘のように消え、声も出ないほど幸せでいっぱいになる。
抱きしめたぬいぐるみは原型を留めない。
俯せになり、ベッドの上で足をバタバタ。
それでも堪えきれず、右に左にゴロゴロと転がった。
ちょうど真ん中辺りでブレーキを掛け、横になる。
直は緩みきった顔を、熊に押し付けた。
しんいちさんって……深一さんって呼んじゃった!
「てへへっ」
「…なにやってんの?」
苦笑を浮かべた秋山は、ダブルベッドを見下ろした。
「あ、秋山さん!?」
飛び起きるかと思いきや、寝転がったまま秋山を見上げる直。
冷や汗なのか、頬を滴が垂れた。
「………」
肩に掛けたタオルと、上気した秋山の身体。
しばらく続いた静寂を破ったのは、秋山の溜め息だった。
「何をやっているんですか?カンザキナオさん」
ベッドサイドに腰をかけ、身体を捻るようにして直に近付く身体。
軋むベッドの音に、とくりと鼓動が速くなる。
「え……えっと…」
一体、いつの間に来ていたのだろう。
いやそれよりも。
どこまで私の話を聞いて…
「あぁ、カンザキナオさんじゃなかったっけ?」
「…?」
見上げた顔が、意地悪く歪む。
逃げようとしたときにはもう遅く、秋山さんの両手に閉じ込められていた。
「アキヤマナオさん…だったっけ?」
「!」
アキヤマ…秋山さんと同じ姓…
みるみるうちに赤くなる直を、秋山は楽しそうに見下ろしていた。
「は、反則です…」
顔を合わすことが出来ず、再び熊のぬいぐるみに顔を押し付ける。
「ほんっと……かわいいね」
くすりと笑い、愛おしそうに直の前髪を撫でる秋山。
そんな秋山を、直はぬいぐるみ越しに見上げた。
「いつから…聞いてたんですか?」
「今さっき。お前がベッドの上で暴れてた辺り」
「そ、そうですか……じゃ、聞いてませんよね?」
「何を?」
「いいえ、なんでもないです」
とりあえず一安心。
ぬいぐるみを抱き締める力を緩める。
どうやら、恥ずかしい独り言は聞かれていないみたい。
そして、気になることを聞いてみた。
「秋山さん」
「ん?」
「秋山さんは、私のこと…好き、ですか?」
「…何、とつぜん」
苦笑いを浮かべ、困ったように離れる身体。
身体が離れていくにつれ、先程の押し倒しは戯れなのかと胸が軋む。
「…良いから、答えてください」
身体を起こし、ベッドサイドの秋山に詰め寄る。
困った顔の秋山さん。
こういう顔も、結構好きだったりする。
引かない直を見て諦めたのか、ガリガリと髪を掻き回した。
そして耳元で…
「……うん、好き」
ポツリと聞こえた声は、確かに彼のものだった。
「秋山さん」
「ん?」
「私は、秋山さんが大好きです!」
“大”を強調し、直は襲い掛かるように秋山に抱き付いた。
「うわ」だか「うお」だか声を上げながら、倒れる秋山。
だが、直は気にせずに擦りより続けた。
「…あのさお前、一つ勘違いしてるよ」
「何ですか?」
「三十近くても、性欲は強い方なんだよ」
「え…」
「でも、まさかお前まで強いとは知らなかったけどね」
「な、なんで知って…」
「聞いてないなんて嘘、ハッタリなの」
「ま……待ってください、秋山さ…」
「俺、もう三十近いし。我慢は身体に悪いって言うし」
「ゃっ……だ、だめ、で」
「お望み通りにしてやるよ」
「うー……秋山さん、怒ってます?」
「俺が何に対して怒んないといけないの?」
「三十近い…って言ったの…」
「十代の性欲とやらのために、今夜から頑張らせてもらうよ」
「えっ、遠慮します!」
END。
三十路近くと二十歳前のお二人さん…
なんだかそういうコトで悩んでると良いです^^
「幼すぎるんじゃないか〜」とか「満足出来ないんじゃないか〜」とか。
秋山さん、勃つのk(ry
……たつか。
あーあ、僕もーもうすぐ三十歳〜♪
PR
この記事にコメントする