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tacicaさんはいいのぉ…。BUMPさんみたいなのだよ。
新しいのだと人間1/2が好きだな…
でも全部いい!
あ、八雲ファイル届いたーっ!
今日昨日とポストに八雲がいっぱいだな。
本当にポストから八雲でしたよ…もうニヤニヤが止まらねぇ。
驚いて別図を落としそうになりましたよ。
やっと一章読み終わった…(遅
メルフォ御返事。
トナトさんへ。
ようこそいらっしゃいませ〜!
BUMP凄いですよね〜!何故こんなに活発に…!
カップリング集の方には新曲が入っているそうですし。
1年くらい新曲出さなかった時期もあったのに…
ビデオ作品集の方も楽しみです〜!
でもビデオ作品集の一ヶ月後にカップリング集…マネーが心配です。
今後とも八雲の方でもBUMP(笑)の方でもお互い頑張りましょう!
コメントありがとうございます!
お題〜。
白黒ごっこさまからお借りした
『斉藤八雲と小沢晴香で8つのお題』より
恋人未満
7・名前を呼んで
新しいのだと人間1/2が好きだな…
でも全部いい!
あ、八雲ファイル届いたーっ!
今日昨日とポストに八雲がいっぱいだな。
本当にポストから八雲でしたよ…もうニヤニヤが止まらねぇ。
驚いて別図を落としそうになりましたよ。
やっと一章読み終わった…(遅
メルフォ御返事。
トナトさんへ。
ようこそいらっしゃいませ〜!
BUMP凄いですよね〜!何故こんなに活発に…!
カップリング集の方には新曲が入っているそうですし。
1年くらい新曲出さなかった時期もあったのに…
ビデオ作品集の方も楽しみです〜!
でもビデオ作品集の一ヶ月後にカップリング集…マネーが心配です。
今後とも八雲の方でもBUMP(笑)の方でもお互い頑張りましょう!
コメントありがとうございます!
お題〜。
白黒ごっこさまからお借りした
『斉藤八雲と小沢晴香で8つのお題』より
恋人未満
7・名前を呼んで
「叔父さんっ!何なんですか、これは!」
奈緒が遊びたいと言い張り、一心の家に遊びに来た八雲と晴香。
居間に来たとたんに八雲が怒声をあげる。
一心が煩いと言うように耳に指を突っ込み、目を細めて八雲を睨む。
居間にいた奈緒が八雲の怒声に驚いたように目を見開く。
ついでに言うと奈緒が撫でている「これ」も無言で八雲を見上げていた。
「何って…犬だよ」
耳から手を外した一心が呆れたように八雲にそう言う。
八雲が見下ろす先には雑種らしき白い犬がいる。
大きさは座った奈緒と同じくらいで、その隣でおとなしく座っていた。
「可愛いですね〜。預かってるんですか?」
「あぁ、そうだよ。昔からの知人が旅行に行くそうで預かってるんだ」
晴香が八雲の横を通り過ぎると奈緒の横に座り、その頭を撫でる。
白い犬は気持ちよさそうに目を細めていた。
それを納得いかないような顔で睨みつけている八雲。
「…ペットホテルに預ければいいものを…」
「知り合いに預けた方が信用できるそうだよ」
「………。で、預かったわけか…」
八雲は呆れたように深く溜め息を吐きすてる。
納得いかないて言いたげな足取りで晴香の隣に腰掛け、急須からお茶を注ぐ。
「この子ね、お姉ちゃんと同じ名前でハルカちゃんって言うんだよ」
「っ!?」
「あ」
八雲が腕をぶつけ湯呑みがゴロリと転がり、中に入っていたお茶がちゃぶ台の上に広がる。
畳にこぼれそうになるのを慌てて止めようと八雲が手をかけた。
「熱っ!」
「大丈夫っ!?」
八雲がぎゅっと手を押さえ、痛みに堪えるように顔を歪める。
晴香と奈緒が八雲に身を寄せ、心配そうに眉を寄せていた。
ハルカも八雲に近寄っている。
そんななか一人だけ軽快に笑う人物がいた。
「はっはっはっ。なに動揺してるんだ、八雲?」
「動揺なんてしてません…」
「動揺?」
晴香の問いかけには答えずに八雲は立ち上がり部屋を出て行く。
「………」
洗面所でひとり、赤く腫れてきた手を冷水で冷やしている八雲。
目の前の鏡には苦笑した自身が映っていた。
その時、トテトテと廊下を駆けてくる音が響く。
…あいつ、か?
八雲はほんの少しの期待を込めて振り返るが。その期待は崩れ落ちる。
そこには犬のハルカがいた。
「お前か…」
流れ出している水を止めると火傷した場所を避けて手を拭く。
…それほど酷くはないな…
手を見てそれを確認すると安堵の溜め息を吐く八雲。
「まさか動揺するとはな…」
独り言を呟いたはずなのにハルカが心配そうに見上げた。
八雲は自然と小さく笑うとしゃがみ込んでその頭を優しくなでる。
ハルカが無言で八雲を見上げていた。
「…大丈夫だ。ハルカ」
…ガシャン
「…?」
何かが落ちる音が耳に入り、顔を上げる八雲。
顔をあげた先には晴香が唖然とした表情で見下ろしている。
何故か足元には薬箱が中身を散らしていた。
「どうした?」
「あっ…。べ、別に!何でもないよっ!」
晴香はわざとらしく笑うと足元に散らばっていた包帯や消毒液を拾う。八雲もそれを手伝った。
ハルカの方は薬箱が落ちた音に驚き、どこかへ逃げていってしまった。
あぅ…びっくりした…
犬の方って分かっててもやっぱりびっくりするよ…
…でも犬はハルカって呼ばれてるのに私は…
名前を呼んで。
たったそれだけの事が言えないなんて…
晴香はそのことを思うと大きく溜め息を吐いた。
それを八雲が見逃すわけがない。
「………」
どうしたんだ?溜め息なんて吐いて…
それに微妙だが頬が赤く見えるのは目の錯覚か?
「ねぇ、八雲君…」
「なんだ?」
薬箱の中身を拾い終わったころ、おそるおそるといったように口を開く晴香。
ちらちらと上目遣いで訴える晴香だが、恋路に疎い八雲はその意味がわからず首を傾げるだけ。
「その…ハルカちゃん、私と同じ名前だね」
「あぁ。君とは違ってドジじゃないがな」
「…うん」
晴香の返答に八雲は眉にシワを寄せる。
普段なら文句のひとつでも言うのに…
「………」
そこで八雲の勘がフル回転で働き始める。
なるほど…な
「八雲君、消毒してあげるね」
影がかかった顔の晴香が八雲の手を優しく包み、薬箱から消毒液を出す。
八雲は何も言わずに晴香に身を任せる。その間に考えを捻らせていた。
「はい、完成っ」
八雲の手から離れた晴香がニコリと微笑んだ。
その顔を見るからに先ほどのことは忘れているようだった。
好都合だ…
「あぁ、ありがとう。晴香」
普段見せないような笑みを晴香に見せる八雲。
八雲のその言葉と表情に晴香は口をポカーンと開けたまましばらく制止。
自分の世界から帰ってきた頃には耳まで真っ赤に染めた晴香がそこにいた。
それを見てバレないようにニヤリと笑う八雲。
「え、えっ!?…や、やくっ!」
自分でも何を言っているのか分からない晴香は火照った顔を冷まそうと両頬に手を当てる。
だがその手にぬくもりが感じられた。
「どうしたんだ?顔が赤いぞ」
「っ!?」
そのぬくもりが八雲の手だとわかった晴香は首まで真っ赤に染まり出す。
それを楽しそうに見ている八雲。
「だ…だ、大丈夫だよっ…」
内心ドキドキとしている晴香は無理矢理作った笑顔を八雲に向ける。
それを見通している八雲はゆっくり肩に手を置き、もう片方の手を晴香の顎にかける。
「大丈夫なら安心した。…晴香」
晴香の耳元でとびきり甘い声を使いこなした八雲は見えないように口端を上げる。
今までされたことのない事をされ、晴香は何も考えられなくなってしまった。
しばらく固まっていた晴香だったが突然後ろに傾いたかと思うとパタリと倒れる。
倒れる前に慌てて支えようとした八雲はつられるように晴香に覆い被ってしまった。
「あ」
「や、やくっ!?」
「わんっ」
三つの声が重なる。
八雲と晴香がおそるおそる顔を廊下の方へと向ける。
そこにはハルカと一心、奈緒がいた。
奈緒は何故か一心に目隠しをさせられている。
「ハルカちゃんに引っ張られて来てみたら…。八雲…まさかお前がそんなケダモノだったとは…。叔父さんがっかりだよ」
一心はそういうと向きを180度変えるとスタスタと立ち去ろうとする。奈緒もセットで。
「ちょ…待て!」
「布団敷いておこうか?八雲」
何故か満面の笑みを浮かべている一心はそう言うとハルカを呼んだ。
おとなしくそれに従ったハルカはこちらを振り向きもせずに一心と共に立ち去る。
「おいコラ!別に疚しい事はしてない!」
「早く退いてよっ!」
今にも泣きそうな晴香に気がつき慌てて上から退いた八雲。
END。
残るお題はラスト1!
奈緒が遊びたいと言い張り、一心の家に遊びに来た八雲と晴香。
居間に来たとたんに八雲が怒声をあげる。
一心が煩いと言うように耳に指を突っ込み、目を細めて八雲を睨む。
居間にいた奈緒が八雲の怒声に驚いたように目を見開く。
ついでに言うと奈緒が撫でている「これ」も無言で八雲を見上げていた。
「何って…犬だよ」
耳から手を外した一心が呆れたように八雲にそう言う。
八雲が見下ろす先には雑種らしき白い犬がいる。
大きさは座った奈緒と同じくらいで、その隣でおとなしく座っていた。
「可愛いですね〜。預かってるんですか?」
「あぁ、そうだよ。昔からの知人が旅行に行くそうで預かってるんだ」
晴香が八雲の横を通り過ぎると奈緒の横に座り、その頭を撫でる。
白い犬は気持ちよさそうに目を細めていた。
それを納得いかないような顔で睨みつけている八雲。
「…ペットホテルに預ければいいものを…」
「知り合いに預けた方が信用できるそうだよ」
「………。で、預かったわけか…」
八雲は呆れたように深く溜め息を吐きすてる。
納得いかないて言いたげな足取りで晴香の隣に腰掛け、急須からお茶を注ぐ。
「この子ね、お姉ちゃんと同じ名前でハルカちゃんって言うんだよ」
「っ!?」
「あ」
八雲が腕をぶつけ湯呑みがゴロリと転がり、中に入っていたお茶がちゃぶ台の上に広がる。
畳にこぼれそうになるのを慌てて止めようと八雲が手をかけた。
「熱っ!」
「大丈夫っ!?」
八雲がぎゅっと手を押さえ、痛みに堪えるように顔を歪める。
晴香と奈緒が八雲に身を寄せ、心配そうに眉を寄せていた。
ハルカも八雲に近寄っている。
そんななか一人だけ軽快に笑う人物がいた。
「はっはっはっ。なに動揺してるんだ、八雲?」
「動揺なんてしてません…」
「動揺?」
晴香の問いかけには答えずに八雲は立ち上がり部屋を出て行く。
「………」
洗面所でひとり、赤く腫れてきた手を冷水で冷やしている八雲。
目の前の鏡には苦笑した自身が映っていた。
その時、トテトテと廊下を駆けてくる音が響く。
…あいつ、か?
八雲はほんの少しの期待を込めて振り返るが。その期待は崩れ落ちる。
そこには犬のハルカがいた。
「お前か…」
流れ出している水を止めると火傷した場所を避けて手を拭く。
…それほど酷くはないな…
手を見てそれを確認すると安堵の溜め息を吐く八雲。
「まさか動揺するとはな…」
独り言を呟いたはずなのにハルカが心配そうに見上げた。
八雲は自然と小さく笑うとしゃがみ込んでその頭を優しくなでる。
ハルカが無言で八雲を見上げていた。
「…大丈夫だ。ハルカ」
…ガシャン
「…?」
何かが落ちる音が耳に入り、顔を上げる八雲。
顔をあげた先には晴香が唖然とした表情で見下ろしている。
何故か足元には薬箱が中身を散らしていた。
「どうした?」
「あっ…。べ、別に!何でもないよっ!」
晴香はわざとらしく笑うと足元に散らばっていた包帯や消毒液を拾う。八雲もそれを手伝った。
ハルカの方は薬箱が落ちた音に驚き、どこかへ逃げていってしまった。
あぅ…びっくりした…
犬の方って分かっててもやっぱりびっくりするよ…
…でも犬はハルカって呼ばれてるのに私は…
名前を呼んで。
たったそれだけの事が言えないなんて…
晴香はそのことを思うと大きく溜め息を吐いた。
それを八雲が見逃すわけがない。
「………」
どうしたんだ?溜め息なんて吐いて…
それに微妙だが頬が赤く見えるのは目の錯覚か?
「ねぇ、八雲君…」
「なんだ?」
薬箱の中身を拾い終わったころ、おそるおそるといったように口を開く晴香。
ちらちらと上目遣いで訴える晴香だが、恋路に疎い八雲はその意味がわからず首を傾げるだけ。
「その…ハルカちゃん、私と同じ名前だね」
「あぁ。君とは違ってドジじゃないがな」
「…うん」
晴香の返答に八雲は眉にシワを寄せる。
普段なら文句のひとつでも言うのに…
「………」
そこで八雲の勘がフル回転で働き始める。
なるほど…な
「八雲君、消毒してあげるね」
影がかかった顔の晴香が八雲の手を優しく包み、薬箱から消毒液を出す。
八雲は何も言わずに晴香に身を任せる。その間に考えを捻らせていた。
「はい、完成っ」
八雲の手から離れた晴香がニコリと微笑んだ。
その顔を見るからに先ほどのことは忘れているようだった。
好都合だ…
「あぁ、ありがとう。晴香」
普段見せないような笑みを晴香に見せる八雲。
八雲のその言葉と表情に晴香は口をポカーンと開けたまましばらく制止。
自分の世界から帰ってきた頃には耳まで真っ赤に染めた晴香がそこにいた。
それを見てバレないようにニヤリと笑う八雲。
「え、えっ!?…や、やくっ!」
自分でも何を言っているのか分からない晴香は火照った顔を冷まそうと両頬に手を当てる。
だがその手にぬくもりが感じられた。
「どうしたんだ?顔が赤いぞ」
「っ!?」
そのぬくもりが八雲の手だとわかった晴香は首まで真っ赤に染まり出す。
それを楽しそうに見ている八雲。
「だ…だ、大丈夫だよっ…」
内心ドキドキとしている晴香は無理矢理作った笑顔を八雲に向ける。
それを見通している八雲はゆっくり肩に手を置き、もう片方の手を晴香の顎にかける。
「大丈夫なら安心した。…晴香」
晴香の耳元でとびきり甘い声を使いこなした八雲は見えないように口端を上げる。
今までされたことのない事をされ、晴香は何も考えられなくなってしまった。
しばらく固まっていた晴香だったが突然後ろに傾いたかと思うとパタリと倒れる。
倒れる前に慌てて支えようとした八雲はつられるように晴香に覆い被ってしまった。
「あ」
「や、やくっ!?」
「わんっ」
三つの声が重なる。
八雲と晴香がおそるおそる顔を廊下の方へと向ける。
そこにはハルカと一心、奈緒がいた。
奈緒は何故か一心に目隠しをさせられている。
「ハルカちゃんに引っ張られて来てみたら…。八雲…まさかお前がそんなケダモノだったとは…。叔父さんがっかりだよ」
一心はそういうと向きを180度変えるとスタスタと立ち去ろうとする。奈緒もセットで。
「ちょ…待て!」
「布団敷いておこうか?八雲」
何故か満面の笑みを浮かべている一心はそう言うとハルカを呼んだ。
おとなしくそれに従ったハルカはこちらを振り向きもせずに一心と共に立ち去る。
「おいコラ!別に疚しい事はしてない!」
「早く退いてよっ!」
今にも泣きそうな晴香に気がつき慌てて上から退いた八雲。
END。
残るお題はラスト1!
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