×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
最近、絵ばっかり描いてるから小説書く時間が…
だから雑になってます…
友達が別冊図書館もう読み終わってた…。先週土曜に買ったそうな…
大変なんですよ。戯言も読み始めちゃって…
その子がいうには「家で読みなさい」でした。
お題です。上で言ったように雑です。
心霊探偵八雲 お色気同盟さまよりお借りした
『ハプニングで3題』より
恋人設定・晴八(?)
02.転倒
だから雑になってます…
友達が別冊図書館もう読み終わってた…。先週土曜に買ったそうな…
大変なんですよ。戯言も読み始めちゃって…
その子がいうには「家で読みなさい」でした。
お題です。上で言ったように雑です。
心霊探偵八雲 お色気同盟さまよりお借りした
『ハプニングで3題』より
恋人設定・晴八(?)
02.転倒
「やぁ、八雲君っ」
晴香は映画研究同好会の扉を開けると同時に声を上げる。
だが部屋の惨状を見ると、信じられないというように目をパチクリとさせた。
「ど…どうしたの!?こんなに散らかして」
そう、いつもは必要性のないものが置かれていないはずの床には厚い辞書や本で埋め尽くされていたのだ。
その山に埋まり床に座っていた八雲が手元にあった本から目を晴香に向ける。
「…後藤さんが資料置き場がないからって勝手に置いていったみたいだ」
「勝手に?」
「あぁ、朝起きたらもうこうだった。…で、こんな紙があった」
八雲が胸ポケットから一枚の紙を出すとそれを晴香に渡す。
晴香はその紙に書かれた文章を声に出して読む。
「…今追っている事件の資料を一時置かせてもらう。そのかわりに今度飯を奢ってやる。…後藤」
「いちいち声に出して読まなくても良いのに…」
呆れた様子の八雲が深く溜め息をおとすと、立ち上がる。
「八雲君はいいの?」
「飯を奢ってもらえるなら…な」
「飯って言っても一食分でしょ」
「…別に一食分とは書いてないだろ?」
突然ニヤリと歪む八雲の顔。
そこで晴香は納得できた。
八雲が簡単に後藤の言うことを利くわけがない、と思ったらそんな魂胆があったのか…
と晴香は呆れてものも言えなかった。
「それより、こんなに散らかしてたら転んじゃうよ」
晴香が本を跨ぎながら八雲に近付こうと歩いてきた。
だがそこでお約束。
「っ!?」
見事に本の山につまづいた晴香が八雲に飛びかかるように倒れる。
支えることも出来なかった八雲はそのまま晴香に押し倒されてしまった。
床に仰向けに倒れ、その上に晴香がうつ伏せの状態…である。
「痛たた…」
眉を寄せた晴香がぎゅっと八雲のシャツを握りしめる。
っ…!
自らの体にまたがっている晴香。
ぴったりとくっついた柔らかい触感。
重力により…胸が押しつけられている。
「っが…」
八雲は思わず顔を押さえる。
痛いからではない、熱いからだ。
…確かに痛いからもあるが。
「っ…は、早く退け」
「ぅん…」
ぎゅっと目を瞑っていた晴香がゆっくりと瞳を開ける。
その瞳がまん丸になったかと思うと、みるみるうちに真っ赤に染まり出す頬。
「ご…ごめんっ!退くから…」
そういった晴香だが、慌てている様子でなかなか動けないでいる。
八雲の上でもじもじとしているだけだった。
「…いい加減にしろよ」
溜め息混じりでそう言った八雲は退かそうと晴香にの肩に手を伸ばす。
「っ…!」
…それが少しだけずれてしまっただけだ。
別にわざと触ろうとか考えてたわけじゃない。
…だから僕がいま、こいつの胸に触れてるのは…こいつが動いたせいだ!
八雲と晴香はどうすることも出来ず、胸に触れたまま固まっていた。
おそるおそる晴香の顔を覗く八雲。
…何故かそこには頬を染め、にやにやと笑っている晴香がいた。
前者はわかるのだが後者は?
八雲の頭の中にはそれがいっぱいに詰められて、晴香の胸を触っていた事が忘れていた。
「…八雲君?」
「………」
胸に触れていたことを思い出し、そっと手を離す八雲。
その表情は苦笑で溢れていた。
「…まさか八雲君がそんなに変態だとは知らなかった…」
「ちょっ、待てっ!何でそうなるっ!」
「だって胸に触ったじゃない。しかも長く」
「うっ…」
八雲は事実を言われてしまい口ごもってしまう。
その間にも晴香の頬は赤く染まり、ニヤリと笑っていた。
…嫌な予感がする。
晴香が上に乗った体勢。
火照った晴香。
やけに良い笑顔…
…まさか
ある結論にたどり着いた瞬間、背中に嫌な汗をかいていた。
そして伸びてくる晴香の両腕。その行く先は八雲のシャツ。
「ま…待てっ!何考えて…」
「何って…そりゃ襲おうかな〜って」
八雲が止めに掛かろうと晴香の腕を掴もうとする。
だが晴香の手はするりと八雲の腕から逃げていく。
「おとなしくしなさいっ!」
ピシャリと怒鳴った晴香に一瞬動きを止める八雲。
その隙をついた晴香が八雲の腕を近くにあったビニール紐で結ぶ。
八雲はどうにかしてその紐を取ろうとしたが、暴れるごとにその紐は強くなっていく。
「ふふふ…無駄に暴れない方が身のためよ?」
晴香は本当に楽しそうに笑っていたが、八雲にはそれが悪魔の笑みに見えた。
「な…なにする気なんだ…」
「うーん…胸触ったから、刑罰?」
そこで何故疑問系になったのかとか聞く時間などなかった。
八雲が口を開く前にするりと首を撫でられたからだ。
突然のことで思わず体を震わせ、目をつぶる八雲。
「可愛いよ…八雲君」
「っ…うるさい…」
精一杯の声を上げる八雲だが、その声は晴香には届いていなかった。
晴香は八雲のシャツのボタンを外すと露わになった胸元を撫でる。
「っ…」
思わず息を呑んだ八雲が最後の力を振り絞り、晴香を押し返す。
まさか押されるとは思わなかった晴香はすんなりと後ろに尻餅をつく。
「いたた…」
ちょうど本の角に腰を打ってしまった晴香がそこをさすっている。
その隙に立ち上がり、腕のビニール紐を取ろうとする八雲。
だが、無駄に動いてしまったのがいけなかったのか先ほどより強く結ばれてしまった。
「くそっ…外れない…」
「八雲君、逃げちゃ駄目だよ?」
ふふふ…と笑いながら近付いてくる晴香。
どうにか止めようとする八雲だが、止める手などなく、本の山をまたがり逃げる。
「おーい、八雲。荷物取りに来たぞ…」
ここでまたお約束というように後藤が映画研究同好会に入ってくる。
…肌を隠すことをしていない八雲のシャツ。
その両腕は紐で堅く結ばれている。
「八雲…。お前、そんなプレイが好きだったとは…」
「八雲君…じっとしてなさいよ…」
「いい加減にしろっ!」
END。
最近この落ち多いとか言っちゃダメですっ!
晴香は映画研究同好会の扉を開けると同時に声を上げる。
だが部屋の惨状を見ると、信じられないというように目をパチクリとさせた。
「ど…どうしたの!?こんなに散らかして」
そう、いつもは必要性のないものが置かれていないはずの床には厚い辞書や本で埋め尽くされていたのだ。
その山に埋まり床に座っていた八雲が手元にあった本から目を晴香に向ける。
「…後藤さんが資料置き場がないからって勝手に置いていったみたいだ」
「勝手に?」
「あぁ、朝起きたらもうこうだった。…で、こんな紙があった」
八雲が胸ポケットから一枚の紙を出すとそれを晴香に渡す。
晴香はその紙に書かれた文章を声に出して読む。
「…今追っている事件の資料を一時置かせてもらう。そのかわりに今度飯を奢ってやる。…後藤」
「いちいち声に出して読まなくても良いのに…」
呆れた様子の八雲が深く溜め息をおとすと、立ち上がる。
「八雲君はいいの?」
「飯を奢ってもらえるなら…な」
「飯って言っても一食分でしょ」
「…別に一食分とは書いてないだろ?」
突然ニヤリと歪む八雲の顔。
そこで晴香は納得できた。
八雲が簡単に後藤の言うことを利くわけがない、と思ったらそんな魂胆があったのか…
と晴香は呆れてものも言えなかった。
「それより、こんなに散らかしてたら転んじゃうよ」
晴香が本を跨ぎながら八雲に近付こうと歩いてきた。
だがそこでお約束。
「っ!?」
見事に本の山につまづいた晴香が八雲に飛びかかるように倒れる。
支えることも出来なかった八雲はそのまま晴香に押し倒されてしまった。
床に仰向けに倒れ、その上に晴香がうつ伏せの状態…である。
「痛たた…」
眉を寄せた晴香がぎゅっと八雲のシャツを握りしめる。
っ…!
自らの体にまたがっている晴香。
ぴったりとくっついた柔らかい触感。
重力により…胸が押しつけられている。
「っが…」
八雲は思わず顔を押さえる。
痛いからではない、熱いからだ。
…確かに痛いからもあるが。
「っ…は、早く退け」
「ぅん…」
ぎゅっと目を瞑っていた晴香がゆっくりと瞳を開ける。
その瞳がまん丸になったかと思うと、みるみるうちに真っ赤に染まり出す頬。
「ご…ごめんっ!退くから…」
そういった晴香だが、慌てている様子でなかなか動けないでいる。
八雲の上でもじもじとしているだけだった。
「…いい加減にしろよ」
溜め息混じりでそう言った八雲は退かそうと晴香にの肩に手を伸ばす。
「っ…!」
…それが少しだけずれてしまっただけだ。
別にわざと触ろうとか考えてたわけじゃない。
…だから僕がいま、こいつの胸に触れてるのは…こいつが動いたせいだ!
八雲と晴香はどうすることも出来ず、胸に触れたまま固まっていた。
おそるおそる晴香の顔を覗く八雲。
…何故かそこには頬を染め、にやにやと笑っている晴香がいた。
前者はわかるのだが後者は?
八雲の頭の中にはそれがいっぱいに詰められて、晴香の胸を触っていた事が忘れていた。
「…八雲君?」
「………」
胸に触れていたことを思い出し、そっと手を離す八雲。
その表情は苦笑で溢れていた。
「…まさか八雲君がそんなに変態だとは知らなかった…」
「ちょっ、待てっ!何でそうなるっ!」
「だって胸に触ったじゃない。しかも長く」
「うっ…」
八雲は事実を言われてしまい口ごもってしまう。
その間にも晴香の頬は赤く染まり、ニヤリと笑っていた。
…嫌な予感がする。
晴香が上に乗った体勢。
火照った晴香。
やけに良い笑顔…
…まさか
ある結論にたどり着いた瞬間、背中に嫌な汗をかいていた。
そして伸びてくる晴香の両腕。その行く先は八雲のシャツ。
「ま…待てっ!何考えて…」
「何って…そりゃ襲おうかな〜って」
八雲が止めに掛かろうと晴香の腕を掴もうとする。
だが晴香の手はするりと八雲の腕から逃げていく。
「おとなしくしなさいっ!」
ピシャリと怒鳴った晴香に一瞬動きを止める八雲。
その隙をついた晴香が八雲の腕を近くにあったビニール紐で結ぶ。
八雲はどうにかしてその紐を取ろうとしたが、暴れるごとにその紐は強くなっていく。
「ふふふ…無駄に暴れない方が身のためよ?」
晴香は本当に楽しそうに笑っていたが、八雲にはそれが悪魔の笑みに見えた。
「な…なにする気なんだ…」
「うーん…胸触ったから、刑罰?」
そこで何故疑問系になったのかとか聞く時間などなかった。
八雲が口を開く前にするりと首を撫でられたからだ。
突然のことで思わず体を震わせ、目をつぶる八雲。
「可愛いよ…八雲君」
「っ…うるさい…」
精一杯の声を上げる八雲だが、その声は晴香には届いていなかった。
晴香は八雲のシャツのボタンを外すと露わになった胸元を撫でる。
「っ…」
思わず息を呑んだ八雲が最後の力を振り絞り、晴香を押し返す。
まさか押されるとは思わなかった晴香はすんなりと後ろに尻餅をつく。
「いたた…」
ちょうど本の角に腰を打ってしまった晴香がそこをさすっている。
その隙に立ち上がり、腕のビニール紐を取ろうとする八雲。
だが、無駄に動いてしまったのがいけなかったのか先ほどより強く結ばれてしまった。
「くそっ…外れない…」
「八雲君、逃げちゃ駄目だよ?」
ふふふ…と笑いながら近付いてくる晴香。
どうにか止めようとする八雲だが、止める手などなく、本の山をまたがり逃げる。
「おーい、八雲。荷物取りに来たぞ…」
ここでまたお約束というように後藤が映画研究同好会に入ってくる。
…肌を隠すことをしていない八雲のシャツ。
その両腕は紐で堅く結ばれている。
「八雲…。お前、そんなプレイが好きだったとは…」
「八雲君…じっとしてなさいよ…」
「いい加減にしろっ!」
END。
最近この落ち多いとか言っちゃダメですっ!
PR
この記事にコメントする