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こんぺいとうがおいしい。
…こんぺいとうネタとか良いな。

また鼻血が…
多分、昨日のが塞がりきれてなく、風邪を引いてるので。
…えぇ、くしゃみ連発で鼻血が出たんだと。
軽く貧血なのかフラフラしましたよ。

あ、一つ前に携帯擬人化バトンUPしました。
下描き時点の方がまだマシだった…
でも楽しかったです。

そういえば投票箱の項目増やしました。
項目名を何にしようかと思った時に真っ先に浮かんだのが神様家族。
もしくは吉永さん家のガーゴイル。
それを真似しようかと思いましたが、大人しく止めました…

昨日の観覧者数が凄かったです…。さすが二重カウント。
ちなみに749人。今までで(多分)最高です。
二重カウント禁止にしようか迷い中。

拍手・コメント御返事。
しょうみさんへ。
ウェルカムしょうみさん!
まず始めに、ありがとうございます!
実はヘルプの所を読んだんですが、分からなかったんですよ。
でもしょうみさんの教え方が上手過ぎて良く分かりました!
便利ツールというのがある事を思いっきり忘れていました…(コラ
そしてカレー話、読んで下さりありがとうございます!
只今、ほのぼの特訓中です。
友達関係…というのをいっつも書きたかったんですが、何故かいつも黒くなる。
マジカルですよ。何故こんなになってしまったのか…と毎回悩まされていました。
続・カレー話なので楽しんでもらえれば…と思います。
どうにか日に日に鍛錬しています…。只今成長期なんです。(多分
だからそろそろ止まるかと…。あまり伸びずに…

9日>「新しく項目作ってください!」の方。
了解です!さっそく作らせてもらいました。
家族話も前々から良いと思ったんですよ〜。
でも子供…となるとオリキャラ登場となるので躊躇していたんです。
ですが見たい!というあなた様のような方がいたので良かったです!

コメントありがとうございます!


さて、続・カレー話。
割烹着八雲は案外似合うと思う。

恋人未満

「お兄ちゃんどんなお料理作ってくれるのかなぁ〜」
晴香と向かい合わせに座っている奈緒がニコニコ笑いながらそう言う。

一心は先ほど八雲の様子を見てくる、と部屋を出ていってしまっていた。

「八雲君ってお料理上手なの?」
「うんっ!おいしいんだよ〜。肉じゃがでしょ、シチューでしょ…」
晴香の問い掛けに大きく頷いた奈緒は、八雲が作ったことのあるレシピを指折り数えていく。
その指折りの数からして、どうやら八雲は料理が上手…らしい。
「今日はカレーかな?」

この近くを歩いている時、鼻をくすぐったカレーの匂いはこの家のものだったようだ。
玄関の扉を開けたときに家の中からカレーの匂いが漂ってきた。

「お兄ちゃんの作るカレーの人参さんはね、甘くておいしいんだよ」
「へぇ〜。楽しみだね!」
「うんっ!」
奈緒の笑顔からしてそのおいしさがひしひしと伝わってくる。


それにしても…

…やけに似合ってたなぁ
八雲君の割烹着姿…


晴香の脳裏に玄関で見た八雲の姿が表示される。

どこかの主婦のような服装。
エプロンではなく割烹着というのが古風があってまた良かった。


「ふふふ…」
思わず思い出し笑いを浮かべてしまい、奈緒が不思議そうに首を傾げた。
「どうしたの、お姉ちゃん?」
「ううん、何でもないっ」
そうは言うが、晴香の顔から笑みが消えることはなかった。



奈緒のために甘口に作るカレー。

だからと言って、甘口は甘すぎる。
…僕らにとって。

なので中辛に蜂蜜やリンゴのすりおろし、その他隠し味をカレーの鍋に入れる。


全体が混じるようにかき回すと、おたまでルーをすくい口元に運ぶ。


少し辛いかな…


八雲は隠し味の中から迷うことなく蜂蜜を取ると、ほんの少し垂らす。
そしてかき混ぜ、味を確かめる。
味わうようにゆっくりと口の中で確かめる八雲。
「よし、完成」
そういうと火を消し、蓋を閉めた。
「楽しそうじゃないか、八雲」
そんな声が聞こえ、八雲は顔を歪めながら振り返る。
そこには予想通り一心がいた。
一心は腕を組んで台所の入り口に寄りかかるように立っている。
「…別に、しょうがなくやってるんですよ」
止まっていた手を無理矢理動かし、迷うことなく皿を四枚取り出す八雲。
それを見た一心は感心するように何度も頷いた。
「迷うことなく晴香ちゃんの分まで取るとは…張り切ってるな」
「っ…食べるって言ったのはそっちだろ」
慌てているのを隠すように背中を見せた八雲。
「おや?普通なら習慣で三枚しか取らないと思うが?」
一心のその言葉に返す言葉が見つからず、八雲は黙り込んでしまった。
無駄に返してしまえば墓穴を掘るのと同じ行為だということは思い知らされている。
「…で、叔父さんは僕をからかいにきたんですか?」
八雲は炊飯器から炊きたてのつやつやな白いご飯を皿に盛りながら口を動かす。
「いやいや。ちょっと話をしようと思ってね」
「…用件なら早く言って下さい」
そういうと一心は八雲の肩を掴むと真正面から見つめる。
その真剣な眼差しに八雲は怯みながらも口を開こうとした。
だがその前に一心の口の方が早く開く。

「晴香ちゃんとどこまで進んだんだい?」

珍しく八雲の思考回路は鈍り、その意味を理解するのにしばらくの時間がかかった。
「はぁっ!な…何言ってるんですか!?」
そして口が開いたときには真っ赤に顔を染めた八雲が出来上がっていた。
「いや、だからキスくらいはしたのかな〜って」
「な…何で僕があいつと…」
八雲は一心の手を振り払うと火照った頬を隠すように背を向ける。
そんな八雲を見て、一心はしばらく考えるようにじっと見つめた。
「…まさか、まだ付き合ってないのかい?」
「だからっ、なんで僕があいつと付き合うってことになるんですか!?」
八雲は地団太を踏むように拳を強く握った。
一心はというと、八雲の解答に呆れ、大きく溜め息を吐く。
「そんなんじゃ、誰かに取られちゃうぞ?」
「………」
少し落ち着いた八雲は皿にご飯を盛る作業を続ける。
だが頭の中には先ほどの一心の言葉が強く残っていた。
「じゃあ、私はこれで」
「あ、一品くらい持ってってください」
八雲は一心を振り返り際にテーブルに並んだおかずを指差す。
だがそこには一心の姿はなかった。



洗い呼吸繰り返している八雲。
両手にお盆を持ち、八雲は足先を器用に使い居間の襖を開けようとする。
やっと開いたのは襖の前で奮闘してから数分のこと。
襖の向こうにはのんきにお茶をすする三人がいた。
「…誰か手伝えよ」
八雲は眉間にシワを寄せながら荒れた息を整えた。
「お疲れさまっ」
とてとてと奈緒は八雲の足下に駆け寄ると、腕を伸ばす。
「お手伝いする〜」
しばらく迷うようにしていた八雲だが迷ったあげく、飲み物が置かれた方のお盆を渡した。
嬉しそうにそれを受け取ると、ちゃぶ台の上に並べていく奈緒。
「ありがとう、奈緒ちゃん」
「てへへ〜」
晴香に褒められた奈緒は嬉しそうに頬を染めた。
その横では無言でカレー皿を並べていく八雲。
気のせいかその顔はつまらなそうに歪んでいた。
だから皿を置く手に力が入っていたのはそのせいだ。
特に晴香の前に置くカレー皿には力が入っていた。
「…ほらっ」
「あ、ありがとう」
晴香はそれだけ言うと、奈緒の方を向いてしまう。
そして楽しそうに話していた。


…気に食わない。


「…八雲」
一心は八雲の裾を引っ張り、近寄らせると声を抑える。
「奈緒に嫉妬しちゃ駄目だろ?」
「っ…別に嫉妬なんてしてませんよ!」
思わず声を上げた八雲に反応し、晴香と奈緒が振り返る。
「何が嫉妬なの?八雲君」
「…何でもないっ!」
照れ隠しのごとく声を張ると、勢い良く座る。
そしてカレーにスプーンを突っ込み、ガブガブと食べ始めた。
「私たちも食べようかね」
一心が手を合わせ、いただきます…というと、慌てて二人もそれに続く。


八雲の手作りカレーは甘くておいしかったとさ。


END。



ほのぼの練習…
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