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です。ちなみに今年で百周年だそうですね。
赤いカーネーションを贈りました。
母の日ネタを上げようとは前々から思ってたんですよ。
それで朝から「母の日だー!」っと思ってたんですよ。
でも、何故かれもさんのツンデレ八雲を見るまで書くのを忘れてました。
だから慌てて書きました…
もう大変でした。話の構想も考えてなかったんですから!
さて母の日ネタ。
八雲サイトさんのお母さんコトはとさん、moggyさんのみフリーです!
良ければもらってやって下さい…
新婚設定
赤いカーネーションを贈りました。
母の日ネタを上げようとは前々から思ってたんですよ。
それで朝から「母の日だー!」っと思ってたんですよ。
でも、何故かれもさんのツンデレ八雲を見るまで書くのを忘れてました。
だから慌てて書きました…
もう大変でした。話の構想も考えてなかったんですから!
さて母の日ネタ。
八雲サイトさんのお母さんコトはとさん、moggyさんのみフリーです!
良ければもらってやって下さい…
新婚設定
本日、母の日。
親孝行な君のことだ…
…きっとカーネーションでも贈るのだろう。
八雲と晴香は朝ご飯を食べ終え、片付けをしていた。
本日の当番は水洗い担当が八雲。食器を拭く担当が晴香だ。
「ねぇ、八雲君」
「ん?」
晴香に呼ばれ、皿を洗う手を休める八雲。
そんな八雲におそるおそるといった感じに口を開く。
「その…ね。今日、母の日でしょ?」
晴香にそう言われ知っているが、わざと八雲はカレンダーに目を向ける。
11日…母の日
…と、日にちの下に赤い文字で書かれてあった。
「あぁ、そうだな」
「あとでお花屋さんに行きたいんだけど…」
「別に構わないぞ?」
八雲の言葉に表情を明るめる晴香。
そんな晴香に八雲は幸せそうに顔を緩める。
君に出会うまで、僕には母の日なんて関係なかったのだ。
でも、君に会って…家族になってからはそれは変わった。
僕には義母さん…が出来たから…
「ふふふ…」
突然聞こえた笑い声に八雲は思わず顔をしかめる。
「…なに笑ってるんだ?」
「ううんっ。まさか八雲君と母の日のプレゼントを買いに行くなんて思わなくって…」
晴香はそう言うと濡れた手でぎゅっ…と八雲の腕に抱きついた。
そんな晴香の言葉に思わず赤面し、慌てて八雲は離そうとする。
「濡れるだろっ、離れろ!」
「やだーっ!もう少しこうしてるー!」
それでも離そうとする八雲だが、ニコニコと微笑んだ晴香を見て諦めた。
最近、ますますコイツに弱くなってる気がする…
「どれにしようかな…」
「やっぱりカーネーションだろ」
八雲と晴香は近所の商店街にある、小さな花屋に来ていた。
母の日…と言うこともあり、赤いカーネーションが半分をしめている。
「うん、カーネーションにしようとは思うんだけど…」
そこまで言うと晴香は視線を動かす。
釣られるように八雲も視線を動かすと、何を迷っているのかがわかった。
「鉢植えか花束…どっちがいいかな?」
「………」
晴香の視線が八雲に動く。
八雲は腕を組むとその二つを交互に見合わせる。
「やっぱり…贈り物だから鉢植えの方が良いんじゃないのか?」
「そう…だね!」
その提案に晴香は両手を叩くと、店員を呼びに行く。
そんな晴香の後ろ姿を見つめ、小さく笑っていると足元に何かがぶつかった。
首を傾げながら八雲は振り返る。だが、そこには何もいない。
「ご…ごめんなさいっ」
そんな声が足元から聞こえ、視線をそのまま下げる。
そこには奈緒と同じくらい…もしくはそれより下ぐらいの男の子が頭を下げていた。
「…大丈夫?」
八雲はしゃがむと少年の頭を撫でる。するとおそるおそる上がる顔。
こくり…と小さく頷いた。
「お待たせしましたー」
それと同時に奥から店員が現れ、少年にカーネーションの鉢植えを渡す。
少年は表情を明るめ、ポケットから一枚のお札を店員に渡す。
「えらいね〜、お母さんにプレゼント?」
「うんっ!」
大きく少年は頷くと、鉢植えを両手に抱えて花屋を出ていった。
「奥さんにプレゼントですか?」
「え…」
少年を見送った店員がニコリと微笑み、八雲に話しかけてきた。
「いえ、僕は…」
だが八雲はそこまで言うと、少し考える。
「あの…後で取りに来てもいいですか?」
「えぇ。構いませんよ」
「じゃあ…これを」
「ごめんね、住所とか書くのに時間かかっちゃって…」
「…大丈夫。それより、そっちはなんだ?」
八雲は眉間にシワを寄せると、晴香の手元に視線を移す。
「カーネーションだよ?」
そう言い、手を挙げた晴香の手には二束のカーネーション。
「…誰にあげるんだ?」
「誰って…梓さんと明美先生だよ?」
当たり前だと言うように首を傾げる晴香。
その言葉に思わず八雲は目を見開いてしまう。
「あ…やっぱりお墓にカーネーションは駄目なのかな?」
「…別に構わないと思うが…」
「じゃあ、一心さん家に行こっ!」
晴香はそう言うと八雲の手を引くように歩き出した。
「いや〜、姉さんも梓…も喜んでるよ」
カーネーションの花束を添えてきた二人は一心に誘われ、家に上がっていた。
だが八雲は居間に入ろうとしたところで「用事を思い出した」…とどこかへ出掛けてしまったのだ。
「もう…八雲君、どこに行ったのかな…」
晴香は頬を膨らませる。それを見て一心が軽快に笑う。
「ははは。八雲はきっと恥ずかしいんだよ」
「恥ずかしい?」
頭にクエッションマークを浮かべた晴香は小さく首を傾げた。
「我が家じゃ、梓が居なくなってから…滅多に母の日なんて祝わなかったからね」
「そうなんですか…」
晴香は思わず声を落としてしまう。
「お姉ちゃんはご飯食べてくの?」
そんな晴香に奈緒は声をかける。
「あ…うん。どうしようかな…」
その時、クラシックの音楽が流れる。
それが晴香の携帯だとわかるのにそれ程の時間は掛からなかった。
晴香は携帯を見ると、そこには斉藤八雲…の文字。
「もしもし?」
「帰ってこい…」
スピーカーの向こうから聞こえたのはそれだけ。
何で…と晴香が声を掛けようとするが、その前にプツリ…と切れてしまった。
「…何よ」
眉を寄せ、晴香は携帯をじっ…と睨みつける晴香。
「晴香ちゃん、帰って上げなさい…」
ニコリと笑った一心に急かされ、晴香は帰路を歩いた。
斉藤…と書かれた表札を見て、思わずニコリと笑ってしまう。
「ただいまー」
晴香は声を上げながらドアを開ける。
すると目の前には、エプロン姿の八雲が微笑んでいた。
そして鼻に香る、美味しそうな香り。
「…おかえり」
「ど…どうしたの?」
「いいから…」
八雲はそう言うと晴香の荷物を奪いとり、その手を引いた。
晴香は引かれるがままにリビングへと足を進める。
リビングに来た晴香は、驚きに目を見開いた。
テーブルの上にはスパゲティとサラダ…そしてワイン。
「どうしたの?」
それでも意味が分からず、晴香は首を傾げることしかできなかった。
「その…母の日だろ?」
八雲はそう言うと、キッチンのカウンターから赤い花束を持ってくる。
…赤いカーネーション。
それを晴香の手に握らせた。
「でも…私に?」
「………」
しばらく黙っていた八雲だが晴香の視線に負け、髪を描きながら口を開く。
「未来の…僕の子供の母親だろ?」
しばらくその意味が理解できずに、目をパチクリとさせた。
だがその意味がわかり、みるみるうちに耳まで真っ赤に染まっていく。
「だから…早いけどプレゼント」
八雲はそう言うと晴香の額に優しくキスを落とした。
「………」
八雲は火照った晴香の手から何故かカーネーションの花束を退ける。
不思議そうに首を傾げる晴香をよそに、八雲はその背中に手を回した。
そしてぎゅっ…と力強く抱きしめる。
「その…これからもよろしくお願いします」
ボソリと晴香の耳元でつぶやくと、腕の力を緩める。
「こちらこそ…」
嬉しそうに晴香は微笑むと、八雲の唇に優しくキスを落とした。
END。
ご飯食べ終わった後は子作りに励みます。(こら
親孝行な君のことだ…
…きっとカーネーションでも贈るのだろう。
八雲と晴香は朝ご飯を食べ終え、片付けをしていた。
本日の当番は水洗い担当が八雲。食器を拭く担当が晴香だ。
「ねぇ、八雲君」
「ん?」
晴香に呼ばれ、皿を洗う手を休める八雲。
そんな八雲におそるおそるといった感じに口を開く。
「その…ね。今日、母の日でしょ?」
晴香にそう言われ知っているが、わざと八雲はカレンダーに目を向ける。
11日…母の日
…と、日にちの下に赤い文字で書かれてあった。
「あぁ、そうだな」
「あとでお花屋さんに行きたいんだけど…」
「別に構わないぞ?」
八雲の言葉に表情を明るめる晴香。
そんな晴香に八雲は幸せそうに顔を緩める。
君に出会うまで、僕には母の日なんて関係なかったのだ。
でも、君に会って…家族になってからはそれは変わった。
僕には義母さん…が出来たから…
「ふふふ…」
突然聞こえた笑い声に八雲は思わず顔をしかめる。
「…なに笑ってるんだ?」
「ううんっ。まさか八雲君と母の日のプレゼントを買いに行くなんて思わなくって…」
晴香はそう言うと濡れた手でぎゅっ…と八雲の腕に抱きついた。
そんな晴香の言葉に思わず赤面し、慌てて八雲は離そうとする。
「濡れるだろっ、離れろ!」
「やだーっ!もう少しこうしてるー!」
それでも離そうとする八雲だが、ニコニコと微笑んだ晴香を見て諦めた。
最近、ますますコイツに弱くなってる気がする…
「どれにしようかな…」
「やっぱりカーネーションだろ」
八雲と晴香は近所の商店街にある、小さな花屋に来ていた。
母の日…と言うこともあり、赤いカーネーションが半分をしめている。
「うん、カーネーションにしようとは思うんだけど…」
そこまで言うと晴香は視線を動かす。
釣られるように八雲も視線を動かすと、何を迷っているのかがわかった。
「鉢植えか花束…どっちがいいかな?」
「………」
晴香の視線が八雲に動く。
八雲は腕を組むとその二つを交互に見合わせる。
「やっぱり…贈り物だから鉢植えの方が良いんじゃないのか?」
「そう…だね!」
その提案に晴香は両手を叩くと、店員を呼びに行く。
そんな晴香の後ろ姿を見つめ、小さく笑っていると足元に何かがぶつかった。
首を傾げながら八雲は振り返る。だが、そこには何もいない。
「ご…ごめんなさいっ」
そんな声が足元から聞こえ、視線をそのまま下げる。
そこには奈緒と同じくらい…もしくはそれより下ぐらいの男の子が頭を下げていた。
「…大丈夫?」
八雲はしゃがむと少年の頭を撫でる。するとおそるおそる上がる顔。
こくり…と小さく頷いた。
「お待たせしましたー」
それと同時に奥から店員が現れ、少年にカーネーションの鉢植えを渡す。
少年は表情を明るめ、ポケットから一枚のお札を店員に渡す。
「えらいね〜、お母さんにプレゼント?」
「うんっ!」
大きく少年は頷くと、鉢植えを両手に抱えて花屋を出ていった。
「奥さんにプレゼントですか?」
「え…」
少年を見送った店員がニコリと微笑み、八雲に話しかけてきた。
「いえ、僕は…」
だが八雲はそこまで言うと、少し考える。
「あの…後で取りに来てもいいですか?」
「えぇ。構いませんよ」
「じゃあ…これを」
「ごめんね、住所とか書くのに時間かかっちゃって…」
「…大丈夫。それより、そっちはなんだ?」
八雲は眉間にシワを寄せると、晴香の手元に視線を移す。
「カーネーションだよ?」
そう言い、手を挙げた晴香の手には二束のカーネーション。
「…誰にあげるんだ?」
「誰って…梓さんと明美先生だよ?」
当たり前だと言うように首を傾げる晴香。
その言葉に思わず八雲は目を見開いてしまう。
「あ…やっぱりお墓にカーネーションは駄目なのかな?」
「…別に構わないと思うが…」
「じゃあ、一心さん家に行こっ!」
晴香はそう言うと八雲の手を引くように歩き出した。
「いや〜、姉さんも梓…も喜んでるよ」
カーネーションの花束を添えてきた二人は一心に誘われ、家に上がっていた。
だが八雲は居間に入ろうとしたところで「用事を思い出した」…とどこかへ出掛けてしまったのだ。
「もう…八雲君、どこに行ったのかな…」
晴香は頬を膨らませる。それを見て一心が軽快に笑う。
「ははは。八雲はきっと恥ずかしいんだよ」
「恥ずかしい?」
頭にクエッションマークを浮かべた晴香は小さく首を傾げた。
「我が家じゃ、梓が居なくなってから…滅多に母の日なんて祝わなかったからね」
「そうなんですか…」
晴香は思わず声を落としてしまう。
「お姉ちゃんはご飯食べてくの?」
そんな晴香に奈緒は声をかける。
「あ…うん。どうしようかな…」
その時、クラシックの音楽が流れる。
それが晴香の携帯だとわかるのにそれ程の時間は掛からなかった。
晴香は携帯を見ると、そこには斉藤八雲…の文字。
「もしもし?」
「帰ってこい…」
スピーカーの向こうから聞こえたのはそれだけ。
何で…と晴香が声を掛けようとするが、その前にプツリ…と切れてしまった。
「…何よ」
眉を寄せ、晴香は携帯をじっ…と睨みつける晴香。
「晴香ちゃん、帰って上げなさい…」
ニコリと笑った一心に急かされ、晴香は帰路を歩いた。
斉藤…と書かれた表札を見て、思わずニコリと笑ってしまう。
「ただいまー」
晴香は声を上げながらドアを開ける。
すると目の前には、エプロン姿の八雲が微笑んでいた。
そして鼻に香る、美味しそうな香り。
「…おかえり」
「ど…どうしたの?」
「いいから…」
八雲はそう言うと晴香の荷物を奪いとり、その手を引いた。
晴香は引かれるがままにリビングへと足を進める。
リビングに来た晴香は、驚きに目を見開いた。
テーブルの上にはスパゲティとサラダ…そしてワイン。
「どうしたの?」
それでも意味が分からず、晴香は首を傾げることしかできなかった。
「その…母の日だろ?」
八雲はそう言うと、キッチンのカウンターから赤い花束を持ってくる。
…赤いカーネーション。
それを晴香の手に握らせた。
「でも…私に?」
「………」
しばらく黙っていた八雲だが晴香の視線に負け、髪を描きながら口を開く。
「未来の…僕の子供の母親だろ?」
しばらくその意味が理解できずに、目をパチクリとさせた。
だがその意味がわかり、みるみるうちに耳まで真っ赤に染まっていく。
「だから…早いけどプレゼント」
八雲はそう言うと晴香の額に優しくキスを落とした。
「………」
八雲は火照った晴香の手から何故かカーネーションの花束を退ける。
不思議そうに首を傾げる晴香をよそに、八雲はその背中に手を回した。
そしてぎゅっ…と力強く抱きしめる。
「その…これからもよろしくお願いします」
ボソリと晴香の耳元でつぶやくと、腕の力を緩める。
「こちらこそ…」
嬉しそうに晴香は微笑むと、八雲の唇に優しくキスを落とした。
END。
ご飯食べ終わった後は子作りに励みます。(こら
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