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そのまんまです。
えぇ、そのまんま。
前回切ったのが冬くらいなので…それほど伸びてなかったんですがね。
でも、美容院のお姉さんには「伸びるの早いですね〜」と言われました。
来週、宿泊企画(違)がありましてね。まぁ、その事はまた別の日に…
あんまり伸びてないのに美容院はもったいないな…と思ったんです。
ですが、美容院にいるエビが見たくて。(コラ
小さくて可愛かったです。
美容院のお姉さんと漫画の話をずっとしてました。
ワンピースが未だに連載してるとか、スラムダンクが面白かったとか。
その人はスラムダンクを読んでミニバスを始めたそうです。
結局、背が小さくてマネージャーに転勤との事でした。
さーて、今回の小説は?(某海の幸ファミリー的に
ゆたんぽです。晴香にベタ甘な八雲を書いてみたかった(ry
恋人設定
えぇ、そのまんま。
前回切ったのが冬くらいなので…それほど伸びてなかったんですがね。
でも、美容院のお姉さんには「伸びるの早いですね〜」と言われました。
来週、宿泊企画(違)がありましてね。まぁ、その事はまた別の日に…
あんまり伸びてないのに美容院はもったいないな…と思ったんです。
ですが、美容院にいるエビが見たくて。(コラ
小さくて可愛かったです。
美容院のお姉さんと漫画の話をずっとしてました。
ワンピースが未だに連載してるとか、スラムダンクが面白かったとか。
その人はスラムダンクを読んでミニバスを始めたそうです。
結局、背が小さくてマネージャーに転勤との事でした。
さーて、今回の小説は?(某海の幸ファミリー的に
ゆたんぽです。晴香にベタ甘な八雲を書いてみたかった(ry
恋人設定
「いっくよー!」
晴香はそう言うと羽を投げ、それをバトミントンのラケットで高く打つ。
奈緒は右往左往しながら落ちてくる位置を確かめ、ラケットの真ん中に当てる。
晴香と奈緒は見ての通りバトミントンをしていた。
そんな姿を八雲と一心は昼飯を摘みながら見つめている。
八雲は晴香と奈緒が怪我をしないか、危険なことに巻き込まれないかと監視をしていた。
それに比べて、一心はそんな二人を心配そうに見つめている八雲を見て楽しんでいた。
「えいっ」
力が弱いせいもあり、奈緒が打った羽は低めに飛んでいく。
晴香はそれを地面すれすれで打ち返した。
「八雲、そんなに心配しなくても大丈夫だよ」
「…別に心配なんてしてませんよ」
八雲はそう言うと昼飯のおにぎりを一口かじる。
だが、その間も八雲の視線は二人に固定されたままだった。
そんな八雲を見て、呆れ半分で溜め息を吐く一心。
「素直じゃないなぁ…」
独り言のつもりで呟いたが、それらはしっかりと八雲の耳に届いていた。
八雲はわざとらしく咳をすると、眉間にシワを寄せ一心を睨む。
「…素直もなにも、僕の正直な答えですが?」
「ずっと見ている事がかい?」
「っ…だから見てません!」
そう言うと八雲は晴香たちに背を向けてしまう。
「まるで思春期だな…」
一心の独り言が耳に入ったが、今度は無視をする八雲。
しばらか八雲はそうしていたが、突然後ろに倒れるように寝転がった。
「…昼寝をするんですから、邪魔しないで下さいよ」
そう宣言すると瞼を閉じてしまった。
「あ…どうしよう」
そんな晴香の声が耳に届く。
だがここで起きてしまえば、また一心のネタにされてしまうと思い、ネタフリをする。
パタパタパタ…とこちらに駆け寄ってくる音が地面を伝わってきた。
「ねぇ、八雲君…」
「八雲はいま昼寝中だから邪魔しちゃ駄目だよ」
…無駄なことを…
「そうですか…」
しょぼんと落ち込んだ声が聞こえた。
…そんな声、させたくないのに。
「どうしたんだい?」
「その…バトミントンの羽が木に引っかかっちゃって…」
「………。わかった、叔父さんが取って上げよう」
「え!良いんですかっ!?」
喜んでいるような晴香の声。
どうせならその相手が僕なら良かったのに…
隣にいる一心が立ち上がるのを振動で読み取り、チラリと細目で伺う。
一心が晴香と奈緒に連れられてある木の下で止まった。
晴香と奈緒が上の方を指差し、場所を示そうとしている。
それを見つけたように何度も一心が頷いてるのが分かった。
そして木に手を掛けたかと思うと、よじ登ろうとする。
だがそれは虚しく、失敗に終わった。
「…大丈夫だよな」
八雲は嫌な予感を感じ、身を起こした。
すると次の瞬間、晴香が木に手を掛けたのだ。
「ちょっ…待て!」
八雲は慌てて立ち上がると、晴香たちがいる木のもとに駆け寄る。
その叫びに気が付いた晴香は木から手を離すと首を傾げる。
「おはよう…って、何で靴履いてこないの?」
そう言われ八雲は確認をするようにゆっくり視線を下げた。
晴香が言う通り、八雲は靴下のまま。
しかも芝生の上を走ったせいで、ところどころ土色がこびりついていた。
「…別に良いだろ」
慌てて走ってきた…ということを気付かれないようにそう言い放つ。
そしてそれ以上その話題を出さないように、と八雲は木を見上げる。
確かにそこにはバトミントンの羽が枝に引っかかっていた。
「八雲君、あれ取れる?」
一歩近付いた晴香はぎゅっ…と八雲のシャツの裾を握る。
晴香の眉はぎゅっと寄せられ、心配そうに八雲を見上げていた。
「…取れる」
そんな晴香の顔を見ていると断るに断れず…というより初めから断る気などなかった。
バトミントンの羽を取るためにここに来ていたのだから…
八雲は出来る…ともう一度自分に言い聞かせる。
そして大きく頷くと木に手を掛けた。
「っ…」
あと少し…
八雲は震える指先を伸ばす。
…指先と羽が触れた。
ポトリ…
そんな音が聞こえ、それと共に下からまだらな拍手が聞こえる。
木の上から下を見下ろしてみると、晴香と奈緒が拍手をしていた。
…一心はやけに楽しそうに笑っている。
八雲は慎重に木の上から降りると、晴香と奈緒が駆け寄ってきた。
「お兄ちゃんすごいっ!」
奈緒は羽を持った右手を一生懸命上げていた。
「さすが八雲君!」
晴香はそう言うと八雲に靴を渡す。
そこで靴下で木に登ったことを思い出し、足元を見た。
「はい」
そして晴香は八雲の足元に靴を置く。
八雲は靴下の裏側の汚れを払うと靴を履いた。
「じゃあ僕は寝る…」
そう言うと後ろ手に手を振る八雲。
「あ、私もお昼寝する」
「じゃあ、私がバトミントンでもしようかね」
一心はそう言うと晴香からラケットを受け取る。
晴香は八雲が座るシートに駆けていった。
「…いいのか?」
晴香が来ると開口一番に八雲はそう言った。
八雲の隣にちょこんと座ると、晴香は口を開く。
「うん。八雲君とお昼寝したかったから」
笑顔の晴香のそんな言葉に、思わず八雲は顔を逸らす。
っ…かわいい!
そして晴香に隠れてグッ…と拳を握る。
晴香はそんな八雲を、不思議そうに首を横に傾げて見つめていた。
「じゃあ、おやすみーっ」
ニコニコと笑いながら横に倒れると、八雲の膝を枕にする。
「………」
「てへへ〜」
「寝にくいんだが?」
溜め息を吐いた八雲が呆れた顔で晴香を見下ろす。
だが晴香はぎゅっ…と八雲のズボンを握り、離れる意を示さない。
「やだっ」
「………」
八雲はもう一度溜め息を吐くと、諦めたように表情を緩める。
そしてその柔らかい髪を何度も優しく撫でた。
それから数分もしないうちに晴香は眠りについた。
それに釣られるように八雲も瞼を閉じた。
END。
また続きます。
晴香はそう言うと羽を投げ、それをバトミントンのラケットで高く打つ。
奈緒は右往左往しながら落ちてくる位置を確かめ、ラケットの真ん中に当てる。
晴香と奈緒は見ての通りバトミントンをしていた。
そんな姿を八雲と一心は昼飯を摘みながら見つめている。
八雲は晴香と奈緒が怪我をしないか、危険なことに巻き込まれないかと監視をしていた。
それに比べて、一心はそんな二人を心配そうに見つめている八雲を見て楽しんでいた。
「えいっ」
力が弱いせいもあり、奈緒が打った羽は低めに飛んでいく。
晴香はそれを地面すれすれで打ち返した。
「八雲、そんなに心配しなくても大丈夫だよ」
「…別に心配なんてしてませんよ」
八雲はそう言うと昼飯のおにぎりを一口かじる。
だが、その間も八雲の視線は二人に固定されたままだった。
そんな八雲を見て、呆れ半分で溜め息を吐く一心。
「素直じゃないなぁ…」
独り言のつもりで呟いたが、それらはしっかりと八雲の耳に届いていた。
八雲はわざとらしく咳をすると、眉間にシワを寄せ一心を睨む。
「…素直もなにも、僕の正直な答えですが?」
「ずっと見ている事がかい?」
「っ…だから見てません!」
そう言うと八雲は晴香たちに背を向けてしまう。
「まるで思春期だな…」
一心の独り言が耳に入ったが、今度は無視をする八雲。
しばらか八雲はそうしていたが、突然後ろに倒れるように寝転がった。
「…昼寝をするんですから、邪魔しないで下さいよ」
そう宣言すると瞼を閉じてしまった。
「あ…どうしよう」
そんな晴香の声が耳に届く。
だがここで起きてしまえば、また一心のネタにされてしまうと思い、ネタフリをする。
パタパタパタ…とこちらに駆け寄ってくる音が地面を伝わってきた。
「ねぇ、八雲君…」
「八雲はいま昼寝中だから邪魔しちゃ駄目だよ」
…無駄なことを…
「そうですか…」
しょぼんと落ち込んだ声が聞こえた。
…そんな声、させたくないのに。
「どうしたんだい?」
「その…バトミントンの羽が木に引っかかっちゃって…」
「………。わかった、叔父さんが取って上げよう」
「え!良いんですかっ!?」
喜んでいるような晴香の声。
どうせならその相手が僕なら良かったのに…
隣にいる一心が立ち上がるのを振動で読み取り、チラリと細目で伺う。
一心が晴香と奈緒に連れられてある木の下で止まった。
晴香と奈緒が上の方を指差し、場所を示そうとしている。
それを見つけたように何度も一心が頷いてるのが分かった。
そして木に手を掛けたかと思うと、よじ登ろうとする。
だがそれは虚しく、失敗に終わった。
「…大丈夫だよな」
八雲は嫌な予感を感じ、身を起こした。
すると次の瞬間、晴香が木に手を掛けたのだ。
「ちょっ…待て!」
八雲は慌てて立ち上がると、晴香たちがいる木のもとに駆け寄る。
その叫びに気が付いた晴香は木から手を離すと首を傾げる。
「おはよう…って、何で靴履いてこないの?」
そう言われ八雲は確認をするようにゆっくり視線を下げた。
晴香が言う通り、八雲は靴下のまま。
しかも芝生の上を走ったせいで、ところどころ土色がこびりついていた。
「…別に良いだろ」
慌てて走ってきた…ということを気付かれないようにそう言い放つ。
そしてそれ以上その話題を出さないように、と八雲は木を見上げる。
確かにそこにはバトミントンの羽が枝に引っかかっていた。
「八雲君、あれ取れる?」
一歩近付いた晴香はぎゅっ…と八雲のシャツの裾を握る。
晴香の眉はぎゅっと寄せられ、心配そうに八雲を見上げていた。
「…取れる」
そんな晴香の顔を見ていると断るに断れず…というより初めから断る気などなかった。
バトミントンの羽を取るためにここに来ていたのだから…
八雲は出来る…ともう一度自分に言い聞かせる。
そして大きく頷くと木に手を掛けた。
「っ…」
あと少し…
八雲は震える指先を伸ばす。
…指先と羽が触れた。
ポトリ…
そんな音が聞こえ、それと共に下からまだらな拍手が聞こえる。
木の上から下を見下ろしてみると、晴香と奈緒が拍手をしていた。
…一心はやけに楽しそうに笑っている。
八雲は慎重に木の上から降りると、晴香と奈緒が駆け寄ってきた。
「お兄ちゃんすごいっ!」
奈緒は羽を持った右手を一生懸命上げていた。
「さすが八雲君!」
晴香はそう言うと八雲に靴を渡す。
そこで靴下で木に登ったことを思い出し、足元を見た。
「はい」
そして晴香は八雲の足元に靴を置く。
八雲は靴下の裏側の汚れを払うと靴を履いた。
「じゃあ僕は寝る…」
そう言うと後ろ手に手を振る八雲。
「あ、私もお昼寝する」
「じゃあ、私がバトミントンでもしようかね」
一心はそう言うと晴香からラケットを受け取る。
晴香は八雲が座るシートに駆けていった。
「…いいのか?」
晴香が来ると開口一番に八雲はそう言った。
八雲の隣にちょこんと座ると、晴香は口を開く。
「うん。八雲君とお昼寝したかったから」
笑顔の晴香のそんな言葉に、思わず八雲は顔を逸らす。
っ…かわいい!
そして晴香に隠れてグッ…と拳を握る。
晴香はそんな八雲を、不思議そうに首を横に傾げて見つめていた。
「じゃあ、おやすみーっ」
ニコニコと笑いながら横に倒れると、八雲の膝を枕にする。
「………」
「てへへ〜」
「寝にくいんだが?」
溜め息を吐いた八雲が呆れた顔で晴香を見下ろす。
だが晴香はぎゅっ…と八雲のズボンを握り、離れる意を示さない。
「やだっ」
「………」
八雲はもう一度溜め息を吐くと、諦めたように表情を緩める。
そしてその柔らかい髪を何度も優しく撫でた。
それから数分もしないうちに晴香は眠りについた。
それに釣られるように八雲も瞼を閉じた。
END。
また続きます。
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