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OPフルのこのあたりがもの凄く可愛い…
全国の暴走族がこうだったらいいのに…(コラ
あぅあぅ…最近PC使えません…
だから携帯からサイトさん巡りしています。
どうにか小説はUP出来るんですがね。
でも八雲サイトさんに愛の(笑)電子手紙が遅れない…
めそめそ。
小説ですよ。
晴香にベタ甘な八雲を書いてみたか…いつまで続くんだ。
全国の暴走族がこうだったらいいのに…(コラ
あぅあぅ…最近PC使えません…
だから携帯からサイトさん巡りしています。
どうにか小説はUP出来るんですがね。
でも八雲サイトさんに愛の(笑)電子手紙が遅れない…
めそめそ。
小説ですよ。
晴香にベタ甘な八雲を書いてみたか…いつまで続くんだ。
「…も……くも…」
どこからか僕を呼ぶ声が聴こえる。
「…やくも」
はるか…
「八雲君…」
「…晴香」
八雲は小さくつぶやく。
…しばらくするとクスクスと笑い声が聞こえた。
不快に思った八雲はおそるおそる瞼を開く。
すると真正面に見えたのは、空をバックにした晴香と一心と奈緒がいた。
「おはよう、八雲君」
「………」
晴香に声を掛けられ、返事をしようと口を開きかける。
だが三人がやけにニヤニヤと笑っているのに気が付く。
八雲は顔をしかめると、体を起こした。
「…なんだ?」
「ううん。何でもないよ〜」
ニヤニヤと笑いながらも晴香は首を横に振る。
八雲は一心に視線を向けるが、どうせ答えてはくれないだろうとすぐに視線を外した。
こういう事を聞くならば…
八雲はジロリと奈緒を睨むように見つめた。
ピクリと肩を揺らした奈緒は、慌てて晴香の後ろに隠れようとする。
だがその前に八雲が奈緒の肩を掴み、正面からじっと見つめた。
「奈緒、正直に言え」
「な…何にもしてないよ?」
そうは言うが、明らかに奈緒は嘘をついているのがバレバレだ。
「…言わないんなら、奈緒だけここに置いてくぞ?」
ニヤリと勝者の笑みを浮かべた八雲は、奈緒に伝わるように何度も心の中でつぶやく。
回数を増す事に奈緒の心情は乱れていくのがわかった。
「お…お兄ちゃんに何にもしてないよ?落書きなんてしてないよ、本当だよっ!」
奈緒は強くそう言うが、まさしく今の発言に答えが混じっていた。
「落書き…」
八雲は奈緒がつぶやいた言葉を繰り返すと、晴香が目をそらしたのが分かる。
…落書きって、どこに?
八雲は自分の体が見える範囲を見るが、どこにも落書きなどない。
残るは…
「…晴香」
「な、なに?八雲君っ」
突然声をかけられ、思わず飛び跳ねる晴香。
「鏡…持ってるよな?」
「え…えっーと持ってたかなぁ?」
晴香は宙を見上げ、とぼけるように頬を掻いた。
「とぼけるな。持ってるよな?」
「うぅ…持ってます…」
八雲の威圧的な視線に我慢できず、晴香は肩を落とした。
「貸せ」
「………。…でも」
「いいから貸せ!」
珍しく八雲は晴香を鋭い眼差しで睨みつける。
そんな眼差しに晴香は泣きそうになりながらも、シートの上の鞄を漁った。
「ありました…」
晴香は鞄の中から手持ち用の小さな鏡を出すと、両手で包み込むように握った。
「………」
八雲は無言で右手を出す。
晴香は迷うように一心と奈緒に視線を送ってから八雲に渡した。
八雲はまるで奪い取るかのように鏡を取ると、自らの顔を見つめる。
その間、晴香と奈緒は一心の後ろに身を隠す。
八雲はしばらく自分の顔を見つめていたが、ふつふつとその顔が赤く染まっていく。
「っ…なんだこれはっ!」
鏡から顔を上げた八雲の顔には、黒いマジックペンで落書きがされていた。
まず頬に猫のようなヒゲ。
その下にナルトのような渦巻き模様。
眉毛は何故か左右繋がっていた。
「誰が主犯だ?」
ジロリと固まっている三人をそれぞれ見つめる。
晴香と奈緒は怯えるように一心の後ろに隠れた。
「はい。私だよ、八雲」
何故か楽しそうに笑っている一心が手を挙げた。
その瞬間、相手を射抜くような鋭い眼力で睨む八雲。
だがこの攻撃は一心には効かない。
「はっはっはっ。寝てる八雲が悪いんだよ」
愉快そうに笑う一心を見て、八雲は舌打ちをする。
そして踵を返すと靴を履き、大股でどこかへ行こうとする八雲。
「どこに行くんだい?」
「顔を洗ってくるんです」
それだけ言うと、八雲はスタスタと歩いていってしまう。
「あ、私も行ってきます」
晴香はそういうと鞄の中からタオルを出した。
「お姉ちゃん、気を付けてね?」
「うん。じゃあ行ってきます!」
晴香はそう言い残すと、八雲の背中を追うように芝生の上を駆けていった。
「ま…待って!八雲君っ!」
晴香は息を荒げながら八雲の背中を追う。
だが八雲は歩いているのに、なかなか追いつけなかった。
林に入ると、すぐに水道が現れた。
八雲は蛇口を捻ると水を出し、手に水を溜める。
少し漏れるくらい手の器に水を溜めると、それを顔に掛け、擦る。
八雲はそれを何度も繰り返す。
片手にタオルを持った晴香は、その様子を八雲の後ろでじっと見ていた。
それからどのくらいの時間が過ぎたのだろうか。
八雲が蛇口を捻り、水を止めた。
顔に水が付いている八雲は、目に水が入らないようにぎゅっ…と閉じている。
八雲はシャツの裾を掴むと、それで顔を拭こうとしたので晴香が慌てて止める。
「八雲君、これ使って良いよ」
晴香は八雲が目をつぶっている事を思い出し、その手にタオルを握らせる。
しばらく迷うように固まっていた八雲だが、結局晴香に甘えることにした。
八雲は晴香のタオルで顔を拭うと、そのまま前髪についた水滴も拭く。
「………」
お礼を言おうと口を開き掛けるが、怒っていることを思い出し、慌てて口を結う。
しばらく迷うように考えていた八雲だが、無言で晴香にタオルを渡すことにした。
そんな八雲の様子に落ち込んだように俯いてしまう晴香。
…やっぱり謝ろう。
晴香は心の中で宣言すると、八雲を見上げる。
だがその顔を見た瞬間、晴香は吹き出してしまった。
そんな様子の晴香を怪訝そうに見つめる八雲。
「ご…ごめん!それより落ちてないよ?」
クスクス笑いながらそう言うと、ポケットにしまっておいた手鏡を八雲に渡す。
素直にそれを受け取ると、八雲は眉を寄せた。
八雲の頬には、いまだに猫のヒゲが残っていたのだ。
それを確認すると晴香に手鏡とタオルを返し、もう一度顔を洗う。
だがなかなか頬の落書きは消えなかった。
その刹那、嫌な予感を感じ濡れた顔のまま晴香を振り返る。
「…まさか、このヒゲだけ油性ペンで描いたんじゃないだろうな?」
「わ…わかんない。私と奈緒ちゃんは水性ペンでちゃんと描いたよ?」
「叔父さんっ!」
八雲は荒い息のまま一心に詰め寄る。
一心はのんきに水筒のお茶を飲んでいた。
「油性ペンで描いたんですかっ!?」
「いやいや、私はこのマジックペンで…」
そう言うと一心はシートの上に転がっていたペンを拾う。
「それを油性ペンって言うんですよ!」
八雲はそう怒鳴ると、大きく溜め息を吐いた。
「や…八雲君、足早いよ〜」
遅れてやってきた晴香が見たのは、片付けをしている三人だった。
END。
水道で八雲に晴香を襲わせるか迷った。
どこからか僕を呼ぶ声が聴こえる。
「…やくも」
はるか…
「八雲君…」
「…晴香」
八雲は小さくつぶやく。
…しばらくするとクスクスと笑い声が聞こえた。
不快に思った八雲はおそるおそる瞼を開く。
すると真正面に見えたのは、空をバックにした晴香と一心と奈緒がいた。
「おはよう、八雲君」
「………」
晴香に声を掛けられ、返事をしようと口を開きかける。
だが三人がやけにニヤニヤと笑っているのに気が付く。
八雲は顔をしかめると、体を起こした。
「…なんだ?」
「ううん。何でもないよ〜」
ニヤニヤと笑いながらも晴香は首を横に振る。
八雲は一心に視線を向けるが、どうせ答えてはくれないだろうとすぐに視線を外した。
こういう事を聞くならば…
八雲はジロリと奈緒を睨むように見つめた。
ピクリと肩を揺らした奈緒は、慌てて晴香の後ろに隠れようとする。
だがその前に八雲が奈緒の肩を掴み、正面からじっと見つめた。
「奈緒、正直に言え」
「な…何にもしてないよ?」
そうは言うが、明らかに奈緒は嘘をついているのがバレバレだ。
「…言わないんなら、奈緒だけここに置いてくぞ?」
ニヤリと勝者の笑みを浮かべた八雲は、奈緒に伝わるように何度も心の中でつぶやく。
回数を増す事に奈緒の心情は乱れていくのがわかった。
「お…お兄ちゃんに何にもしてないよ?落書きなんてしてないよ、本当だよっ!」
奈緒は強くそう言うが、まさしく今の発言に答えが混じっていた。
「落書き…」
八雲は奈緒がつぶやいた言葉を繰り返すと、晴香が目をそらしたのが分かる。
…落書きって、どこに?
八雲は自分の体が見える範囲を見るが、どこにも落書きなどない。
残るは…
「…晴香」
「な、なに?八雲君っ」
突然声をかけられ、思わず飛び跳ねる晴香。
「鏡…持ってるよな?」
「え…えっーと持ってたかなぁ?」
晴香は宙を見上げ、とぼけるように頬を掻いた。
「とぼけるな。持ってるよな?」
「うぅ…持ってます…」
八雲の威圧的な視線に我慢できず、晴香は肩を落とした。
「貸せ」
「………。…でも」
「いいから貸せ!」
珍しく八雲は晴香を鋭い眼差しで睨みつける。
そんな眼差しに晴香は泣きそうになりながらも、シートの上の鞄を漁った。
「ありました…」
晴香は鞄の中から手持ち用の小さな鏡を出すと、両手で包み込むように握った。
「………」
八雲は無言で右手を出す。
晴香は迷うように一心と奈緒に視線を送ってから八雲に渡した。
八雲はまるで奪い取るかのように鏡を取ると、自らの顔を見つめる。
その間、晴香と奈緒は一心の後ろに身を隠す。
八雲はしばらく自分の顔を見つめていたが、ふつふつとその顔が赤く染まっていく。
「っ…なんだこれはっ!」
鏡から顔を上げた八雲の顔には、黒いマジックペンで落書きがされていた。
まず頬に猫のようなヒゲ。
その下にナルトのような渦巻き模様。
眉毛は何故か左右繋がっていた。
「誰が主犯だ?」
ジロリと固まっている三人をそれぞれ見つめる。
晴香と奈緒は怯えるように一心の後ろに隠れた。
「はい。私だよ、八雲」
何故か楽しそうに笑っている一心が手を挙げた。
その瞬間、相手を射抜くような鋭い眼力で睨む八雲。
だがこの攻撃は一心には効かない。
「はっはっはっ。寝てる八雲が悪いんだよ」
愉快そうに笑う一心を見て、八雲は舌打ちをする。
そして踵を返すと靴を履き、大股でどこかへ行こうとする八雲。
「どこに行くんだい?」
「顔を洗ってくるんです」
それだけ言うと、八雲はスタスタと歩いていってしまう。
「あ、私も行ってきます」
晴香はそういうと鞄の中からタオルを出した。
「お姉ちゃん、気を付けてね?」
「うん。じゃあ行ってきます!」
晴香はそう言い残すと、八雲の背中を追うように芝生の上を駆けていった。
「ま…待って!八雲君っ!」
晴香は息を荒げながら八雲の背中を追う。
だが八雲は歩いているのに、なかなか追いつけなかった。
林に入ると、すぐに水道が現れた。
八雲は蛇口を捻ると水を出し、手に水を溜める。
少し漏れるくらい手の器に水を溜めると、それを顔に掛け、擦る。
八雲はそれを何度も繰り返す。
片手にタオルを持った晴香は、その様子を八雲の後ろでじっと見ていた。
それからどのくらいの時間が過ぎたのだろうか。
八雲が蛇口を捻り、水を止めた。
顔に水が付いている八雲は、目に水が入らないようにぎゅっ…と閉じている。
八雲はシャツの裾を掴むと、それで顔を拭こうとしたので晴香が慌てて止める。
「八雲君、これ使って良いよ」
晴香は八雲が目をつぶっている事を思い出し、その手にタオルを握らせる。
しばらく迷うように固まっていた八雲だが、結局晴香に甘えることにした。
八雲は晴香のタオルで顔を拭うと、そのまま前髪についた水滴も拭く。
「………」
お礼を言おうと口を開き掛けるが、怒っていることを思い出し、慌てて口を結う。
しばらく迷うように考えていた八雲だが、無言で晴香にタオルを渡すことにした。
そんな八雲の様子に落ち込んだように俯いてしまう晴香。
…やっぱり謝ろう。
晴香は心の中で宣言すると、八雲を見上げる。
だがその顔を見た瞬間、晴香は吹き出してしまった。
そんな様子の晴香を怪訝そうに見つめる八雲。
「ご…ごめん!それより落ちてないよ?」
クスクス笑いながらそう言うと、ポケットにしまっておいた手鏡を八雲に渡す。
素直にそれを受け取ると、八雲は眉を寄せた。
八雲の頬には、いまだに猫のヒゲが残っていたのだ。
それを確認すると晴香に手鏡とタオルを返し、もう一度顔を洗う。
だがなかなか頬の落書きは消えなかった。
その刹那、嫌な予感を感じ濡れた顔のまま晴香を振り返る。
「…まさか、このヒゲだけ油性ペンで描いたんじゃないだろうな?」
「わ…わかんない。私と奈緒ちゃんは水性ペンでちゃんと描いたよ?」
「叔父さんっ!」
八雲は荒い息のまま一心に詰め寄る。
一心はのんきに水筒のお茶を飲んでいた。
「油性ペンで描いたんですかっ!?」
「いやいや、私はこのマジックペンで…」
そう言うと一心はシートの上に転がっていたペンを拾う。
「それを油性ペンって言うんですよ!」
八雲はそう怒鳴ると、大きく溜め息を吐いた。
「や…八雲君、足早いよ〜」
遅れてやってきた晴香が見たのは、片付けをしている三人だった。
END。
水道で八雲に晴香を襲わせるか迷った。
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