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授業中、頭の中で無限ループでした。
えぇ、もう大変でした。

さて、明日から二泊三日お留守にします。
でも更新は続きます。
あれですよ。またあの機能使います!
名前は忘れましたが、ほら!あれですって!(何
場所的にはとらじまさんやはとさんの住んでいるあたりです。
楽しみです〜!

でも悲しい事もありますよ。
サイトさんに行けない事です…
パソコン見れない事です!
テレビは…見れるそうですが、深夜アニメがみれn(ry
絵や小説なら紙にでも書いていれば…と。

揚げワンタンがおいしいです〜。
焼き餃子的な感じなのですが、うまいです!
普通にワンタンを油で揚げるだけです。
ケチャップと塩こしょうで食べるとうまいんだな、これが。

追伸。
三万HITありがとうございます!
御礼はなしです。(断言
すみません…


さて、小説です。書き直したい…
ロッカー内二人っきりネタ。

恋人設定

「…まぁ、こんなもんだな」
後藤は机の上に散らばるキャンパスノートを八雲に見せる。
八雲はそれをペラペラと捲りながら、中身を調べていく。
だがそれを机の上に投げ捨てると、大きく溜め息を吐いた。
「もっと資料が欲しいですね…。容疑者の部屋にあったものが見れれば…」
「…そうは言うがな、こっちは上に内緒で調べてるんだ!それを忘れんな」



八雲と晴香は未解決特殊事件捜査室に来ていた。


当たり前だが遊びに来ているのではない。

後藤にある事件を手伝って貰えるように頼まれたのだ。
初めは断っていた八雲だった。
だが被害者が晴香の友人…との事で、しぶしぶ首を縦に振ったのだ。


「まったく…誰のために調べてるんでしたっけ?」
八雲はそう言うとジロリと後藤を睨みつけた。
その眼差しを受けた後藤は、吹けていない口笛を吹く。
「…ご、ごめんね。私のせいだよね…」
そんな落ち込んだ声が聞こえ、八雲は慌てて晴香を振り返る。
「君のせいじゃない。だからそんな顔をするな…」
「八雲君…」
八雲は優しく晴香の頬を包むと、その頭を撫でる。
晴香が何かを求めるように背伸びをしたが、後藤がいる事を思い出し、俯いてしまう。
「ちっ…」
舌打ちをした八雲は、射抜くような視線を後藤に向けた。
「待て!何でそこで俺が舌打ちされなきゃなんないんだ!」
「…後藤さんが酸素なら良かったのに…」
八雲は大きく溜め息を吐くと、嫌みったらしくそう言う。
「この野郎…」
「嫌なんですか?…なら二酸化炭素なら良かったのに…」
八雲はそう言い直すと鼻で笑い、後藤を見下ろす。
「八雲君、二酸化炭素は環境に悪いから駄目だよ?」
「晴香ちゃん…突っ込むところが違うよ…」
後藤は諦めたように溜め息を吐くと、机の上に散らかったノートを綺麗にまとめる。

「ご、後藤刑事!来ましたっ!」
声を上げながらドアを開けたのは、息を荒げた石井だった。
「くそ…。お前ら早く隠れろっ!」
その言葉に八雲と晴香は同時に首を横に傾げる。
「何で隠れないといけないんですか?」
「お前らがここにいる事は誰も知らないんだよ!」
後藤はそう言いながら、机の上の資料を引き出しの中に無理やり突っ込んだ。

その時、ドアがノックをする音が部屋に響いた。

硬直する後藤と石井をよそに、八雲と晴香はいまだに理解できない…と言いたげだ。

「おい、後藤。居るか?」

ドアの向こう側の声にハッとし、慌てて二人を引っ張る。
「は…早く隠れろ!」
「っ!?」
そして壁に面したロッカーを開けると、その中に二人を突っ込んだ。

ガチャリ…

その音がドアが開く音だったのか、ロッカーが閉まる音だったのかは誰も分からない。

「…居るんなら何か言え」
ドアの向こう側からやってきたのは、宮川だった。
「す…すんませんっ」
宮川が見たのはロッカーに背中をペッタリと付け、冷や汗をかいた後藤だった。
「………。何やってんだ?」
そんな後藤を見て、宮川は怪訝そうな表情を浮かべていた。



ロッカーの中は運良く空だ。
…だがその中は、一言で言うともの凄く狭い。

そのせいもあり、二人の体はピッタリと密着していた。


「っ…」
胸元に触れる柔らかいものに思わず目をそらす八雲。
しばらくロッカーの狭い天井を見上げていたが、おそるおそる視線を下げる。
視界が暗い中、八雲が見たのはピッタリと触れる晴香の体だった。
しかも晴香の胸がぎゅっ…と押しつけられている。
「っ!」
思わず体を離そうと後ろに下がろうとしたが、狭いロッカー内だ。

…背中がすぐに壁に当たった。


ガタン…


「…なんか今、音がしなかったか?」
椅子にふんぞり返っていた宮川はムッ…と表情を堅くし、あたりを見渡す。
そして視線がロッカーに入る前…その寸前に後藤がその間に割り込んだ。
「や…やだなぁ、宮川さん!もう幻聴が聞こえるようになったんですか〜」
後藤はへらへらと笑いながら、クルリと宮川が座る椅子を回転させた。
「幻聴だぁ?俺はまだそんな年までいってな」
「じゃあ疲れてるんですよ!まぁ、ここはコーヒーでも飲んで…」
宮川は喋ってる途中に割り込まれ、じろりと威圧するような視線を後藤に向けた。
その視線から逃れるように後藤は石井に視線を向け、コーヒー作れと訴える。
「は、はい!かしこまりましたっ!」
石井はそう言うと棚からコーヒーセットを取り出した。



「や…八雲君っ」
晴香はロッカーの中の暗さに、思わず八雲に抱き付く。
「ちょ…待て!近付くなっ」
なるべく小声で訴えると、取りあえず落ち着こうと深呼吸をする。
だが深く息を吸う度に、八雲の鼻に甘い匂いがまとわりついた。
しかもその吐息が晴香の首もとに触れ、ピクリと体が揺れる。
「ぅん…」
眉を寄せた晴香は小さく唸ると八雲の体にすり寄ってきた。


八雲はバランスを保つために右足を出すようにして立っていた。

そして晴香は八雲の右足にまたがるように立っている。


晴香の足がきゅっ…と閉じられ、八雲の右足は晴香によって閉じ込められた。
「こ…こらっ!やめ…」
「んぅ…動かない、でっ」
晴香は声を押し殺すように自らの唇を噛んでいる。
そしてぎゅっ…と八雲のシャツを握っていた。
「………」
そんな晴香を見ていた八雲は、体が内側から熱くなるのを感じた。
八雲はゴクリ…と唾を飲むと、そっと右足を上げる。
「っ!?や、やだっ」
それに気付いた晴香は慌てて離そうと、八雲の太ももを下げようとする。
けれどもそんな晴香の力など通じず、八雲は楽しそうに口端を上げた。
通じないとわかった晴香は、背伸びをするようにつま先立ちになる。
だがそれにより晴香の体は八雲に預けるように傾いた。
「…どうしたんだ?晴香…」
完全にスイッチが入った八雲は、晴香の耳元で囁く。
ビクン…と大きく体が跳ね、嫌だというように涙目で訴える晴香。
だがそれは、八雲をますますその気にさせる誘発剤に近かった。
「やっ…やだぁっ」
そんな晴香を見ながら、八雲はスルリと首を撫でてやった。
思わず首を縮めるた晴香をよそに、八雲はその白い首に顔を埋める。
「ひゃっ!」
「静かにしないと、外に聞こえるぞ?」
意地悪く八雲が囁くと、晴香の頬がみるみるうちに真っ赤に染まっていく。
「…いいこじゃないか」
ニヤリと笑った八雲はそのまま腕を晴香の服の中に滑り込ませた。
「っ…」
耐えるようにぎゅっ…目を瞑る晴香を見ながら、八雲は体を撫で回す。
晴香の体が八雲の右足を擦るのがわかる。

「…晴香」

…八雲が晴香のズボンに手を掛けたときだ。


ガチャン…


そんな何とも普通な音を立て開いた扉。

扉の向こうは輝くようにまぶしく、思わず二人は目を細めた。

その先には後藤がいたのは言うまでもない。

「帰ったぞ…」
後藤はそこまで言うと現状を見てポカンと口を開ける。
そして無言でロッカーの扉を締めた。


END。



マクロスにロッカーに二人っきり〜というのがあったんです。
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